鯖江市議会議員選挙2023情勢…ベテラン現職や陣営関係者の肌感

鯖江市議選候補者のポスターが並ぶ掲示場=6月29日、福井県鯖江市桜町2丁目

 7月2日投開票される福井県鯖江市議会議員選挙は後半戦に入り、候補者26人が訴えを強めている。新人11人の出馬で「混戦模様」との見方が多く、当落線付近はだんご状態になる可能性も。地盤が固い現職に対し新人がどれだけ食い込めるかが焦点の一つで、激しい攻防が市内全域で続いている。

 定数20に対し現職15人、新人11人が出馬。鯖江市内全10地区で候補者が立ち、新人は現定数となった2007年の選挙以降、最も多い。ベテラン現職の一人は「厳しい戦い。危機感がある」と語る。4月の福井県議会議員選挙で世代交代が進み、鯖江市選挙区では新人が大きく票を伸ばした流れを踏まえ「新人に追い風が吹いている」とみる陣営関係者もいる。

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福井新聞ONLINEで開票状況を速報

 任期満了に伴う鯖江市議会議員選挙は2023年6月25日告示され、定数20に対して現職15人、新人11人の計26人が立候補し、選挙戦に入った。福井新聞ONLINEでは投開票日の7月2日に開票状況を速報する。⇒開票速報ページはこちら

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