プロ直伝「麹」を使ったキャンプ飯レシピ4選!健康的で味付け簡単

「麹」と聞いてどんなイメージを浮かべますか?「健康的」「流行っている」「発酵食品」...実はそれだけじゃなく、キャンプとの相性も良かったんです!180年の伝統がある麹屋さんが運営している「こうじ専門店 24koujiya」に聞いた、キャンプで作りたい簡単「麹」レシピをまとめてみました!

そもそも麹ってなに?こうじ専門店「24koujiya」さんに聞いてみた!

筆者撮影 24koujiyaさんのおしゃれな店舗

身近なようで意外と知らない!?「麹」について、専門家に話を聞いてみました。

麹のプロに聞く!自身もキャンパーである「24koujiya」さんに突撃

今回、レシピや麹のことを教えてくれるのは長野県・長野市にある「24koujiya(にしこうじや)
」さん。

180年の歴史ある麹屋「西麹屋本舗」が運営する、こうじ専門店です。

24koujiya

西澤真澄さん&義弘さんご夫婦

長野市にある180年の歴史をもつ味噌・麹屋の6代目夫婦。
オリジナルブランド「24koujiya」をオープン。
家族でキャンプに行くことも多く、麹を活用したレシピなど麹の魅力を発信している。

長野市にあるキャンプ場を訪ねた際に立ち寄ったことがきっかけでした。

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麹のこと、キャンプでの活用法など、聞いてみましょう!

そもそも麹とは?日本人の生活に直結した万能調味料だった

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ズバリ、麹ってなんなのですか?

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麹は蒸したお米、大豆、麦などに麹菌を繁殖させたもので、カビの一種です。

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チーズみたいなものですか?

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似たような菌は世界やアジアにもありますが、古来より麹菌を発酵食づくりに利用してきたのは日本だけ。「国菌」に指定されているんですよ。

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日本に昔からあるお酒、味噌、醤油、みりん、お酢などの調味料には全て麹が使われています。

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発酵過程で様々な酵素を作り出すので、健康にも良いのです。

なんと麹菌には100種類以上の酵素が含まれているんだとか!

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酵素が分解した栄養素が、甘みや旨味、味わいに代わり、食べ物を消化吸収しやすい状態にする効果もあるんですよ。

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そんな効果があるなんて!もっと使いたいけど、初心者にはハードルが高そう...。

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意外と使うのは簡単なんですよ♪キャンプで試せるレシピを伝授しますね!

キャンプに麹はどう使う?おすすめな理由を解説

筆者撮影

古来より日本人と馴染み深く、多くの調味料の原料となっていた麹。

だけど、いまいちキャンプとの相性がピンとこない...。

お次は「24koujiya」さんの商品がアウトドアにおすすめな理由を解説します!

キャンプにおすすめな理由1:冷凍保存が可能

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麹菌は生きているって聞くし、管理が大変そうなイメージがあります...

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大丈夫!冷凍しちゃえば良いんです!

なんと、24koujiyaさんの商品「こうじ」シリーズは冷凍保存が可能。

凍らせてもカチンコチンに固まるわけではなく、シャーベット状になるだけなので、扱いもそこまで難しくありません。

筆者撮影 我が家の冷凍庫にも常備。凍らせても液体のままだから使いやすい◎

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我が家では例えばお肉と塩こうじを保存袋に入れて凍らせ、保冷剤がわりにそのままキャンプへ持参したりもしますよ。

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これは良いアイデア!下味もつけながら保存できるのは便利ですね。

キャンプにおすすめな理由2:バリエーション豊富で味付けに困らない

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便利なのはわかったけど、料理下手な私が使ってもワンパターン化してすぐに飽きちゃいそう...。

そんな風に心配していたのですが、24koujiyaさんに伺ってみてびっくり!

ひとくちに麹と言っても、様々な味のバリエーションが用意されていました。

筆者撮影

「とまと塩こうじ」、「バジル塩こうじ」、「レモン塩こうじ」...など、季節によってユニークな味の商品がたくさんそろっています。

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お肉や魚と合わせるだけで簡単調理ができるし、組み合わせを変えれば簡単に飽きなく楽しめますよ!

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これなら色々楽しめそう!早速キャンプで使ってみよう〜

麹を使って美味しく健康に♪簡単にできる「麹キャンプ飯レシピ」4選

筆者撮影

24koujiyaさんで購入した「こうじシリーズ」を、実際にキャンプで使ってみました!

レシピ1:野菜を美味しく!和えるだけの簡単浅漬け

筆者撮影

【用意するもの】

  • お好きな野菜(おすすめはきゅうり・キャベツ)
  • 塩こうじ
  • オリーブオイル
  • 黒胡椒
筆者撮影 出発の朝仕込んでおけば移動中に味が染み込んで美味しくなる!

【作り方】

  • 野菜を食べやすい大きさに切る
  • ジッパー付き保存袋に材料全て入れる
  • 好みの漬かり具合になるまで放置して完成!

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分量などは特に決まってないのですか?

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基本は、塩こうじは食材の10%と覚えてください。ただし好みによってなので、量や時間は調節しながらでOK!

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味見しながら自分好みの漬けこみ具合にしていくと良さそうですね!

レシピ2:間違いない美味しさ! 醤油こうじ×牛肉でワンランクアップのBBQに

筆者撮影

【用意するもの】

  • 焼肉用牛肉(おすすめはハラミ)
  • 醤油こうじ
筆者撮影

【作り方】

  • 牛肉と醤油こうじをジッパー付き保存袋に入れる
  • あとは焼くだけ!

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な、なんて簡単なんだ...!

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タンパク質を柔らかくする効果があるので、安いお肉でも美味しくなります。

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お肉を現地調達して食べるときは、10%より気持ち多めに醤油こうじを入れて、5分くらい置いておくと良いかも。

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牛肉と醤油こうじだけでなく、「バジル塩こうじ×鶏肉」「塩こうじ×鮭」などもおすすめです。

筆者撮影 「バジル塩こうじ×鶏肉」イタリアンでおしゃれな味に仕上がりました

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簡単だから、どれも試してみたくなっちゃいますね!

レシピ3:和洋テイストの新しい味!ミネストローネ風とまと塩こうじスープ

筆者撮影

【用意するもの】

  • とまと塩こうじ
  • 鶏肉
  • 下ゆで済み野菜

【作り方】

  • 鍋で鶏肉を炒める
  • 鶏肉に火が通ったら水、下ゆで野菜を入れ煮込む
  • 沸騰したらとまと塩こうじを味見しながら調節して完成
筆者撮影

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スープの素とか要らないんですか?

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鶏肉からでた油と旨味、そして塩こうじの塩味で十分美味しくなります!

このレシピ、正直作ってみるまで半信半疑だったのですが...

とっても美味しい仕上がりに!塩こうじだけでバランス整ったスープが出来上がりました。

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味は和風と洋風の中間くらい。ほんのり香るトマトの風味が良い感じでした。

今回は時短のためカレー・シチュー用の下ゆで野菜を使いましたが、他の野菜でも美味しくできそうです。

おまけレシピ4:酒饅頭を使ったデザートも!?おまんじゅうホットサンド

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麹を使ったスイーツとかはさすがに難しいですかね...?

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我が家のキャンプスイーツの定番を紹介します!

筆者撮影 善光寺近くにあるお饅頭屋さん

24koujiyaさんと同じく、長野市内にある「酒饅頭本舗つるや」さんではこうじシリーズの原料である「米麹」を使ったおまんじゅうが購入できます。

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このおまんじゅうを、いつもホットサンドで焼いておやつにしています。

おまんじゅうは冷凍も可能ということで、購入し筆者も試してみました!

筆者撮影 紅白ありますが中身は同じこしあん。

バターで焼いたのですが、ふんわり香る麹の香りと上品な甘さのこしあんのバランスがたまりません!

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ホットサンドで焼くだけなので手軽だし、お子さんに人気なのも納得の美味しさです!

ちょうどチャムスの「ダブルホットサンドウィッチクッカー」で1個づつ焼けるサイズ感でした。

麹は意外とキャンプとの相性◎簡単で健康的&美味しい麹レシピを作ってみよう

筆者撮影

意外と知らない「麹」の話。

今回はキャンプ場で試せる簡単レシピを中心にご紹介してみました。

24koujiyaさんの商品はオンラインでも購入も可能なので、ぜひ一度は試してみてください!

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