満開のヒマワリでおもてなし 瀬戸内町網野子集落=住民が栽培、「黄色のじゅうたん」広がる

鹿児島県大島郡瀬戸内町網野子集落の国道58号沿いで、地区住民が育てたヒマワリ畑が満開となり、辺り一面に「黄色いじゅうたん」が広がっている。

一面に広がる満開のヒマワリ=6月27日、瀬戸内町網野子

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7月2日に同町の大島海峡で行われる「2023奄美シーカヤックマラソンIN加計呂麻大会」に向け、住民が4月に種をまいた。瀬戸内町の「玄関口」となる同集落で、町の外から訪れる選手たちを明るくおもてなししたいと取り組んだ。

住民らがまいた種の総重量は38キロで、袋に標記されていた産地は、戦渦に巻き込まれているウクライナ。森幸尚区長(76)は「ヒマワリを見て平和についても思いをはせてもらえたら」と話している。

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