【全文掲載】松坂桃李「なかなかのポンコツ」錦戸亮「あんなに堂々と生きれたもんじゃない」役とのギャップに戸惑い!?

脚本家の宮藤官九郎と大石静がタッグを組み、松坂桃李主演、仲里依紗共演で贈る笑いと涙の離婚コメディ「離婚しようよ」が、6月22日よりNetflixにて配信中。このほど、6月26日に有楽町朝日ホールにて配信記念イベントが行われ、松坂桃李、仲里依紗、錦戸亮、板谷由夏、山本耕史 古田新太、宮藤官九郎(脚本) 、大石静(脚本)が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:まずは本作の主人公、女性にだらしなく能天気で世間知らずのまま育った愛媛の三世議員、 東海林大志を演じられました松坂桃李さん、ご挨拶お願いいたします。

松坂:紹介でこんなに言われたことは初めてです(笑)。皆さん1、2話をご覧になったということで、いかがでしたでしょうか?(拍手)ありがとうございます。こんなに面白い作品を世界の方々日本の方が含めてお届けできることを本当に嬉しく思っております今日は短い時間ですが最後までよろしくお願いします。

MC:東海林の妻で連ドラ「巫女ちゃん」で大ブレイクした“お嫁さんにしたいナンバーワン女優”里澤ゆいを演じられました仲里依紗さんご挨拶をお願いします。

仲:皆さんこんにちは、仲里依紗です。本当にね、まるであてがきのような感じの作品だと(笑)。エゴサをしていて「『あれ仲里依紗じゃん、YouTubeやってる時の』みたいなのを発見したりとかして、そこで気づいたんですけど“お嫁さんにしたい女優さんナンバーワン”なんて普通に仲里依紗として生きていればなれないので、そんな肩書きの役をいただけて嬉しかったです。今日は皆さん楽しんでいってください、よろしくお願いします。

MC:色気ダダ漏れの謎めいた自称アーティスト、加納恭二役を演じられました錦戸亮さん、ご挨拶をお願いします。

錦戸:こんにちは錦戸亮です。今日はお越しいただきありがとうございます。こういう場がですね僕自身すごく久しぶりで、ちょっと緊張していますが、楽しんで終われたらいいかなと思ってるので、皆さんも今日は楽しんでいってください。ありがとうございます。

MC:続きまして不甲斐ない大志の尻を叩き、離婚協議を進めていく敏腕弁護士の印田薫役を演じられました板谷由夏さん、ご挨拶をお願いします。

板谷:皆さんこんにちは。今日はありがとうございます。尻を叩きましたが、どんどん愛おしくなって、途中可愛く思えてきてだんだん応援したくなっていったのが面白かったんですけど(笑)。私も一気に観まして、とっても楽しくて、台本の時もこれもめちゃくちゃ面白いなと思ってたら、映像になっても面白くて。1、2話観られたってことですけど続きをぜひ楽しみにしていただけたらと思います。今日は楽しんでてください。

MC:続きまして選挙戦を争う大志の対立候補、想田豪役を演じられました山本耕史さん、ご挨拶をお願いします。

山本:お集まりありがとうございます。短い間ですが一緒に楽しみましょう。1、2話をご覧になったということなので、僕3話からの登場になると思うので、すごいです。大胸筋が(笑)。お楽しみに。

MC:続きまして胡散臭いが腕は立つ、ゆいの担当弁護士、石原ヘンリーKを演じられました古田新太さん、ご挨拶お願いします。

古田:どうも今日はお越しいただきありがとうございます。日本のソン・ガンホこと古田新太です(笑)。最後まで観ていただければわかるんですけど、俺いなくても平気です。ほぼみんなと絡んでないんで。見所は一箇所だけ、板谷ちゃんとたっぷりロケをしたシーンがあるんで、それを楽しみにしていてください。それまでもいらないです(笑)。あんまり。今日はどうもありがとうございました。

MC:続きまして本作の共同脚本のお一人、宮藤官九郎さんご挨拶をお願いします。

宮藤:ありがとうございます。宮藤です。出る直前に「宮藤さんのところのネットフリックスのクッションのロゴが逆さになってます」と言われたんですけど、なってないんですよ?どこですかね?あ、そこだ!ホッとしました(笑)。ありがとうございました(笑)。

MC:そして最後に宮藤さんとともに共同脚本を務められました大石静さん、ご挨拶お願いします。

大石:こんにちは大石です。皆さん一気観されている方もいらっしゃると思うんですけれども、後半ますます面白いのでぜひ宣伝していただきたいなと思います。日本では1位らしいんですけど、イベントの時に成績が悪かったらかっこ悪いなと思ってたんですけど、今日はいい成績が出てるそうで本当に幸せに思っています。ぜひぜひ皆さん宣伝してください。よろしくお願いします。

MC:まずは松坂さん。今まで松坂さんが演じられた役にないような役で、今回は女性にだらしなく能天気で世間知らずの三世議員という役柄でしたけれども、演じられてみていかがですか?

松坂:最初は怒られないかなってすごい不安でしたね。女性にだらしなく能天気な議員役を世界配信で演じていいのかなって、台本を読むとなかなかのポンコツっぷりだったので。でもそこは思い切って楽しく演じさせていただきましたね。愛されるキャラになればいいなと思っております。

MC:そして今回は宮藤さんと大石さんの共同脚本ということだったんですけれども、そちらはいかがでしたか?

松坂:いや読みながらもう本当に笑いましたし、でも面白いって思う分、演じるハードルがすごい高いなと常々感じておりました。このシーンをどうすればいいんだろうなとかっていうのも思いましたし、僕が出てないところでも他の方がこれどうやって演じるんだろうとか、それこそ仲さんが演じたゆいちゃんが、商品の裏のところを見て泣けるんですとかっていうのも、相当ハードル高いよなって思いながら読ませていただきました。本当に話が進むにつれてどんどん面白くなるし、笑えるし泣けるししっとりするし刺さるしで、すごい素敵な本だなと思いましたね、

MC:仲さんのパッケージの裏を見て泣くというシーンのお話ありましたけれども、仲さんいかがでしたか?

仲:本当に意地悪だと思いました(笑)。「これ、泣くのどうしよう!?」みたいな感じで思ってたんですけど、本番の時に古田さんが「大竹しのぶなら泣けるよ」ってボソッと、さらにハードルを上げられるような言葉をかけられて、「あーマジで…」と思って、頑張ってやりました(笑)。

MC:仲さんは松坂さん演じる大志の妻で国民的女優という役柄なんですけれども、作品の中で女優さんを演じるというのはどうですか?

仲:ご覧の通り私が正統派な感じの女優さんじゃなくて、変化球系なので、だから自分の中の国民的女優さんをイメージして頑張ったんですけども、家ではめちゃめちゃ仲里依紗ぽい感じじゃないですか。大志に対して。それを使い分けるのが結構何面もあるなっていう。でも女優さんって結構さっぱりしてる方が多いので、そこは自分が一番分かるなと思って。でも女優が女優さんを演じるっていうのがすごくプレッシャーでもありました。

MC:さらに政治家の妻という役どころもプラスされていると思うんですけれども、そちらはどうでしたか?

仲:お家柄が天と地の差なので、それもどうなんだろうなって。ロミオとジュリエットの逆バージョンじゃないですか、だからどういう感じで行くのかなと思ったんですけど、そこもどんどん面白くなってくるので、楽しんでください。

MC:続いて錦戸さんに、仲さん演じるゆいと親密になる色気ダダ漏れの謎めいた自称アーティストという、こちらも特殊な役柄だと思うんですけれども演じられていかがだったでしょうか?

錦戸:役の肩書も結構特殊じゃないですか。だからどうやればいいんかなとも思いながら、手探りでどうにかそう見えますようにと思いながらやってましたね。

MC:普段の錦戸さんにはそういう一面ありますか?

錦戸:「そういう一面あるよ」ってこういうところで堂々と言う男、どう思います?(笑)。どうなんすかね、あれぐらい自分が信じるものに突き進める強さというのか、そういう憧れはあるかもしれないですけど、僕はあんなに堂々と生きれたもんじゃないですね。

MC:一緒に演じられた仲さんは、いかがですか?

錦戸:一番難しい役柄だろうなって脚本を見た時に思いました。だって最後になるにつれて、どんどん崩れてくるっていうか、それが難しいんですよね。振り回しているように振り回されてるっていう、本当に不思議な空間が流れるんですよ。そこがこっちも「どうしたらいい?」みたいな感じになるほど、「こういう人いたらどうしよう」と。いないから、こういう人が。だから難しいだろうなと思いました。

MC:宮藤さんはいかがですか?

宮藤:色気ダダ漏れ。難しいですよね。東大出てんですもんね。パチプロで。そして色気ダダ漏れですもんね。難しいですよね(笑)。

錦戸:それプラス、ネタバレになるから言いませんけんど、一つ肝心なところがあるじゃないですか。どうすんのやろと(笑)。

MC:そして板谷さんにお伺いします。リーマン弁護士を演じられましたが古田さんとの掛け合いもとても面白く注目ポイントだと思うんですけれどもいかがでしたか?

板谷:脚本を読んだ時に学生時代というのがありまして、「いやー大学生やばいな…」って思ったんですけど(笑)。

古田:俺はもうノリノリだった。

板谷:すごい楽しい、いい感じにふわっとした感じでだったので。

古田:違うドラマ見てるみたいだったよね。俺デニム履いてたし。

板谷:上下上下(笑)。上下でデニムで。あのシーンは本当にやってて楽しかったです。古田さんと一緒で楽しかったです。あとノースリーブ選手権のシーンがすごい好きです(笑)。

MC:続いて山本さんにお伺いします。山本さんは先ほど流れたスペシャル映像の3話以降でとても重要な役を演じられていますけれども、ご自身の役どころと3話以降の見どころを教えていただいてもいいでしょうか。

山本:見どころはドラマ全体どこを見てもどこを切り取っても楽しいしワクワクするし、でもまだ皆さんの前に登場してないとすると、割とインパクトあることを最初にぶち込んでくる役なので、台本を見た時に、「俺以外誰ができるんだろうな」ってちょっと思ったぐらい、特殊な技術が必要だったりするので、どうしようかなってワクワクしましたね。これはどういう風に仕上がることを想像されてお書きになられてるんだろうかとか、だからちょっと片手間にうまいこと騙し騙しやった方がいいのか、もうガッツリやった方がいいのかっていうところから、最初からこのシーンはかなり大変になるだろうなっていうのは感じたんですよ。ただ大胸筋のシーンがありまして、結構いろんなところから昨日お友達からそこのシーンをムービーに撮って3人ぐらいからLINEが送られてきて、そんな大人気なカットらしいですよ(笑)。だからあれも僕以外誰ができるんだろうなって思うぐらい、割と胸が…まあ観てください。

MC:それでは古田さん、胡散臭いが腕は立つ弁護士ということですけれども古田さんも先ほど楽しかったというお話がありましたけど。

古田:先程も言いましたけど俺いる?っていう関係で。この間、通しで観させていただいたんですけど、今回のこの「離婚しようよ」に、みんなひとつまみずつ出てくるんですよ。全員集合みたいなのがあんまりなくって、誰がどうしていくか撮ってるところも見てないし分かんないですよ。だから編集が終わった後のものを観た時に、これ全部別のドラマなんじゃないかなと。登場人物がみんなかぶってこないから、里依紗も言ったけど桃李とやってるときと亮とやってる時とは全然違うキャラクターだもんね。だからバラバラのドラマをずっと見せられているのかなみたいな感じ。監督どういうつもりなんだろうって。もう途中から僕、本当に本ストーリーと関係なくなっていくんで。勝手な行動しだすんで。弁護士でも何でもなくなっちゃうんで。そこで楽しんでいただければと思うんですけども、邪魔だなと思っていただけてもOKかな(笑)。

MC:では宮藤さんと大石さんにお伺いします。まず宮藤さんから、本作は交換日記のように交互に脚本を書き継いでいくスタイルで作り上げられたそうですけれども実際の制作現場というのはどういう感じだったんでしょうか?

宮藤:だいたいどんな話にするかっていう、筋書きはどっちかが書いて、できたところでプロデューサーの磯山さんがじゃあここは大石さん、ここは宮藤くんっていう風に分けて割り振ってくれた。赤いところ大石さん青いところを僕みたいな感じだったんですよ。だから大井さんが3ページ書いたらメールで送ってくれて、それ読んでこの先の3ページを僕が書いて送ってっていうのをずっとやってましたよね。

大石:そうだったなと思って。本当に交換日記のようにちょっとずつ書き足していって。で、面白いことをここで一言入れたいんだけど思い浮かばないから「宮藤さんお願いね」と書いておくと、次のが帰ってきた時私のパートのところに面白いことを宮藤さんが埋めといてくれたりして。「うわ素敵!」とか思って、そういう感じでずっと。古田さんの登場のところなんか、もうすっごい宮藤さんがノッてるので、行替えもないみたいな見たことないような本で、弁護士なのに意味不明な登場で、それでLINEで「ちょっと意味がよくわかんないんですけど」って言ったら電話で説明してくれたりして。でも宮藤さんノッてる時は行替えもしないし、すごいですよ、天才とはこういうもんなんだなと思って。本当にもう、ヘンリーのところは意味不明です(笑)。

宮藤:すいません、全部僕です。本当に申し訳ないです(笑)。でも色気ダダ漏れのとこはほとんど大石さんですから。「もうそこは入ってこないで」みたいな感じで大石さんが書いてますから(笑)。

大石:「どこがいいんですかね?」みたいな(笑)。「全然わからないです」みたいな感じでした(笑)。

宮藤:だって東大出てパチプロなんですよ?わからないですよ(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。続きまして本日は作中でも何度かありました討論会をこんな形でご用意しました。題しましてYES、NOで答える生公開討論会。私が作品にちなんだYES、NO二択の質問をしますので、ステージにご登壇の皆様はYES、NOのフリップでお答えください。まず1問目。大志は秘書に何度も「絶対にするな」と言われますが、人にダメと言われるほど反対のことをしたくなる。YES or NOでお答えください。まず松坂さんはNOですが。

松坂:絶対にするなって言われてるんで、それを破った後のことを想像すると…、平和に行きたいなと思うんで僕はNOでしたね。

MC:板谷さんはYESですね。

板谷:言われれば言われるほどやりたい方です。反抗したいというか、ダメって言われるといいことあるに決まってるやんと思っちゃうんで、そっちに行きたくなっちゃう。

MC:さあ、続いての問題に行ってみましょうか。

錦戸:はい!…ごめんなさい、すいません(笑)。

MC:…お聞きしましょうか?

錦戸:NOなんで、いらないです、ごめんなさい。マイク持って相槌しちゃったんで(笑)。

MC:(笑)。では続いての問題参りましょう。2問目、作中のゆいと恭二のような運命的な出会いを信じますか?仲さんはNOですが。

仲:NOに決まってますよ。運命は自分で作るんです。そんな奇跡みたいなことは起きないし、努力です。自分の努力次第で全て時は回ってるんです。

MC:錦戸さんは?

錦戸:僕もNOでした。そういう劇的な運命的な出会いって良かったらいいと思いますけど、後で後悔しそうな結果になりそうで、なんか怖いじゃないですかいろいろ。自分を守るためにもそういうのは信じないようにしようって思っちゃいます。憧れはありますけどね。

MC:では続いて3問目いきましょう。離婚協議で対立関係にある弁護士。不甲斐ない大志の尻を叩き離婚協議を進めていく敏腕弁護士、板谷さん演じる印田薫と、何でもわかると受け止める胡散臭いが腕は立つ古田さん演じる石原ヘンリーKですが、もし何かで争うのであればどちらに弁護してもらいたいですか?まず古田さんは板谷さんの印田ということすか?

古田:当たり前じゃない。誰があんなにインチキなやつ信用するんですか。それは自分が勝つことを思えば、それは板谷ちゃんの方が。裁判は勝たないと意味ないですからね。負ける要素を弁護士が持ってるって、そんな頼りない話はないわけで。絶対板谷ちゃんの方がいいですよ。

MC:大石さんも印田ですね。

大石:印田でしょう。めちゃくちゃなんですからヘンリーは(笑)。

MC:続いては4問目。作中で山本耕史さん演じる想田豪は大志のライバルになりますが、あなたにとってライバルと呼べる人はいますか?まず山本さんに伺っていきましょう。山本さんはYESですね。

山本:僕は全員ライバルです。よく言えば全員からいろんな刺激をもらうし、自分も与えたいと思うし。人のことに興味なくなるとライバル心ってなくなるのかなって考えたことがあるんですけど、意外と皆さんライバルいないんですね。僕もう常にライバルだらけ、子役から何から全員そうですよ。それだけ注目して見てるのかもしれないです。街歩いてる人とか、面白い転び方つまずき方をした人とかもゾクゾクときますもんね。あれを今度やってみたいって。取り入れてるっていう意味では、皆さんから刺激をもらってるっていう意味では、みんなライバルかな。

MC:仲さんは反対にNO。

仲:いないです(笑)。目標としてる人もいないし、なんか自分が良ければ、自分の世界だから。あんまり周りをもしかしたら見てないのかもしれないです。もうちょっと周りを見れば出てくるのかもしれないけど、あんまり周りを見たことなくて。あまり見てないから、多分こうなってるんだと思います。

MC:では第5問に参りましょう。大志の愛媛愛に負けないくらい、こよなく愛する者がある?松坂さんはYESですね。

松坂:YESです。ちょっと恥ずかしいんですけど、家族になっちゃいますね。最近子供も生まれて。そうなっちゃいましたね(笑)。

MC:ではNOの宮藤さんは?

宮藤:すいません、家族いるんですけどね(笑)。NOにしちゃったんです(笑)。すいません(笑)。なんとなくYESにしておいていいですか?明日の朝とか映っちゃうから(笑)。

MC:錦戸さんはいかがですか?

錦戸:NOです。なんかYESってあげたら理由を聞かれるのが緊張して怖くてNOしかあげれてないです(笑)。でも、僕も大阪出身で大阪大好きでよく帰るんですけど、大志は毎週帰ってるんですもんね。僕そんなに帰ってないです。そこと比べるとどうしても負けちゃうなと思ってNOにしたら当てられちゃったパターンです。

MC:ありがとうございます。そろそろお時間となってしまいました。最後にですねキャストスタッフを代表して松坂さん仲さん宮藤さん大石さんから作品の魅力と共に皆様に向けてメッセージをお願いします。

松坂:皆さん本日は本当にありがとうございました。ありがとうございます。こんなに夢のようなキャストと脚本家の方と、ものすごく素敵な作品ができたんじゃないかなと思っております。3話4話以降、本当にどんどんどんどんどんどん面白くなっていくので、ぜひ皆さん一気に観てもいいし普通の連ドラのように週1回観てもいいし、好きなタイミングで好きな時間好きなだけこの作品を観ていただけると嬉しいです。2周目、3周目以降も観ていただけると嬉しいです。本日は本当にありがとうございました。

仲:皆さん本当に今日はお越しいただきありがとうございました。本当にもう宮藤さん大石さんスタッフの皆さんキャストの皆さんの愛が詰まったこの作品を、皆さんのおかげでNetflixで1位を取ることができて本当にありがとうございますと伝えたいのと、そして3話以降も本当に面白くなっていきますし、私はもう何周も観てます。それぐらいあの時のこのシーンってどうだったっけ?面白かったよなって、観た人と話しててもう1回そこを再生したりとかしたり、そういう楽しみ方だったりもあるので、皆様も是非どんどん周りの方に広めていていただいて何周も何周もこの作品を愛していただければ嬉しいなと思います。最後に「かしこみかしこみ~」よろしくお願いいたします(笑)。

宮藤:プロデューサーから最初に「ラブストーリーを書きませんか?」と言われて、「離婚から始まるラブストーリーだったらかけるかもしれない」って言って、僕も久しぶりに観返したんですけど本当にそうなってて、やっぱり最初に言った事って大事だなと思いました。大石さんと一緒に書かせていただいてたくさん見所もあります。まず皆さん、今2話までしか観てないってことですよね。想田さんの結婚式のシーン、すごいです。ぜひ観てください。ありがとうございます。

大石:宮藤さんのセンスについていけるかどうかっていうのはすごい不安で、この仕事受けた時もハラハラしたんですけれどもやって良かったなって今日は思ってます。幸せな気持ちになりました。それと私、古田さんと錦戸さん以外は全部皆さん2回目以上なんですけれど、大変語弊があるんですけど今回は本当に役者のお芝居の密度が濃いというか、じゃあ前が薄かったかって言うとちょっと問題あるんですけど、今回本当に皆さん見たことない濃い、命をかけた芝居っていうのを見て、それも皆さんぜひ味わっていただきたいと思います。ぜひぜひ宣伝をしてください。以上です。ありがとうございました。

Netflixシリーズ「離婚しようよ」
2023年6月22日(木)より、Netflixにて全世界同時配信
監督:金子文紀 福田亮介 坂上卓哉
脚本:宮藤官九郎 大石静
出演:松坂桃李 仲里依紗 錦戸亮 板谷由夏 織田梨沙 神尾風珠 少路勇介 矢沢心 高岸宏行 前原滉 尾美としのり 池田成志 山本耕史 高島礼子 竹下景子 古田新太

【ストーリー】 夫は新人議員、妻は俳優。結婚5年目の東海林夫妻は、夫婦生活の危機を迎えていた。仕事や世間体のためにおしどり夫婦を演じているが、家ではSNSの生配信の時しかほとんど会話が無く、顔も合わせることもない。実家からのプレッシャーやスポンサー契約など、離婚への道のりは険しいが、愛はもう冷めきってしまった。離婚という揺るぎない目標に向かって、二人はともに歩み始めるが…。

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