北海道銀行が出資する地域商社の北海道総合商事（札幌）は、同社の強みだったロシアビジネスから事実上撤退し、アジア圏への食品輸出事業を強化する。ロシアのウクライナ侵攻の長期化を受けた方針転換で、30日に食料品輸入卸のゼンフーズ（香港）と覚書を交わし、水産加工品や乳製品など数億円規模の輸出を目指す。ロシア・ウラジオストクの子会社は7月にも清算し、アジア事業拡大にかじを切る。
道総合商事、ロシア撤退 道銀出資の地域商社 アジアへ食品輸出強化
- Published
- 2023/06/30 05:00 (JST)
