【速報】富士山6回噴火、未知の活動 5千~4千年前、東大などの研究チーム

東京大と山梨県富士山科学研究所のチームは30日、これまで活動の空白期と考えられていた5千~4千年前に富士山が少なくとも6回噴火していたことを確かめたと発表した。山梨県側の麓にある山中湖の湖底で、未j知の噴火による火山灰を確認した。研究成果は国際科学誌で報告した。100~200年置きという高い頻度で噴火したとみられ、横山祐典東京大教授(地球システム学)は「過小評価できない活動があったと言える。今後の防災計画や避難経路策定に活用できるのではないか」としている。

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