交通安全に役立てて 宇都宮東警察署に企業がミニカーの「トミカ」などを寄贈

 交通安全の広報活動に役立ててもらおうと、宇都宮市の企業が29日、宇都宮東警察署にミニカーなどを寄贈しました。

 宇都宮東警察署に寄贈されたのは、ミニカーのトミカ250個、夜道で車のライトなどに反射する素材で作られたマスコット100個、それにクリアファイル100枚です。このうちトミカは栃木県警が誇る日産GT-Rのパトカーそっくりのデザインです。

 寄贈したのは道路標識などの設計・施工を行っている宇都宮市の「栄商事」です。末永栄仁社長は、社員からの提案をきっかけに2年前から交通安全に関わる物品の寄贈しています。

 宇都宮東警察署で行われた式典では、篠原勝弘署長から感謝状が手渡されました。

 宇都宮東警察署管内では、今年(2023年)に入って28日までに230件の人身事故が発生、去年(2022年)と比べて事故の件数は49件減っていますが、横断歩道を渡る時に車と接触する事故が目立っているということです。

 贈られた品は、9月に行われる秋の交通安全運動で配布する予定だということです。

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