南下するパターンは危険 九州は線状降水帯発生も

きょうは広く雨となっていますが、あすにかけて特に警戒が必要なのが九州地方です。
九州ではあすの午前中にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。これまでの雨により、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まっている地域がありますが、活発な雨雲が長時間かかり続けるおそれがあり、厳重な警戒が必要です。
梅雨時は梅雨前線が日本付近で停滞したり、うろうろすることで雨が続きますが、南下するパターンは特に危険です。
あすにかけては九州以外も日本海側を中心に広く非常に激しい雨や雷雨になるおそれがあり、警戒が必要です。
関東はあすの午後から本降りの雨となりそうです。

気象予報士・多胡 安那

画像について:30日の天気予報。

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