タイトル回収!『推しの子』最終話、有馬かなの覚醒に鳥肌…。2期発表には祝福イラストが続々

謎が謎を呼ぶ展開や、美麗な作画などで注目を集めているTVアニメ『推しの子』。最新話・第11話「アイドル」では、ついに新生B小町の初ステージが描かれました。笑顔の裏で葛藤する有馬かなを鼓舞したアクアのオタ芸にも反響が。演出には第1話との共通点もあったようで? また2期の発表に視聴者が歓喜! 制作スタッフからの美麗なイラストの投稿が相次ぎました。

視聴者の感想などを振り返ってみましょう。

※記事の特性上、内容に触れています。

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伏線回収?アクアのオタ芸が1話目と同じ!

アイドルとしてステージに立つという夢が叶い、熱中しているルビーやMEMちょ。対照的に、かなは冷めた表情で現状を分析します。

「サインはB」を歌っている間、子役時代から胸に秘めてきた「ここに居て良いって言って」という想いに視界が真っ暗になるかな。そこにアクアがオタ芸をしながら振る、白いサイリウムの光が飛び込んできます。

このシーンに「1話と同じ流れで、曲も同じタイミング!」とファンからは感動の声が。第1話「Mother and Children」でアイがSNSの感想を気にしながらステージに立っていたとき、幼いアクアとルビーのオタ芸が目に入ったシーンを思い起こさせる演出でした。

オタ芸が始まるタイミングも「損 損 損」という歌詞の直後で、1話目とまったく同じ。1期最終話にふさわしいライブシーンとなりました。

そんなアクアに気づいた瞬間、かなの瞳の中に白いサイリウムの光が映り込み、まるで星のように輝き始めます。

視聴者からは「鳥肌が立ちました。かなの両目に星が降りて覚醒しそう」、「最高の演出で映像化してくれたスタッフの方々に感謝しかありません」と絶賛のコメントが続出。

さらにかながアクアを指さしながら「アンタの推しの子になってやる!」と心に決めるシーンは、「まさかのタイトル回収!」、「表情めちゃくちゃ輝いていました」と視聴者の記憶にも残ったようです。

ちなみに「サインはB」を作詞作曲した大石昌良さんは「『ちゃんと見えてる君のサイリウム』という歌詞は実はこのシーンから取りました」と放送後にツイート。それを踏まえてライブシーンを見直してみると、さらに心が揺さぶられそうです。

曲のラストで、かなのメンバーカラーである白いサイリウムが客席に増えたことに注目して「ほかのオタもサイリウムを白に変えていたり、かながアイドルとしてステージを心から楽しんでいたり、対比がよかった」と感じたファンもいました。

あかねVSかなに注目「戦いの予感」「殺意マシマシで最高」

お仕事デートをしているアクアとあかねのもとに、かながやってくるシーンにも多くの感想が見られます。同い年で子役時代から活動している役者として、お互いをかなり意識しているあかねとかな。

対抗心をむき出しにして言葉をぶつけ合っており、「これは新たな戦いの予感」、「あかねに対して、かなが殺意マシマシなのが最高」、「あかねも本性出して積年の恨みを晴らす、って口に出しちゃってるし最高」、「この2人のやりとりも好き」と視聴者もワクワクしながら見守っていたようです。

また、「浅からぬ因縁がありそうな気はしていましたが、ここまで両者が反発するとは」と驚いたファンも。2人の過去が明らかになる日は来るのでしょうか?

2期制作決定に歓喜!制作陣からの美麗イラスト続々

あかねVSかなのやりとりは、原作では次のエピソードである「第五章 2.5次元舞台編」と関係が深いシーン。そのため放送中から「まさかここで終わらないよね?」、「2期やるでしょ」と視聴者は不安と期待をのぞかせていました。

さらに「2.5次元舞台編」に登場する新キャラも一瞬映り、EDへ。これは2期をやる流れでは、と視聴者が思っていると、「2期制作決定」の特報が!

「そりゃ2期やるよね!」と予想が的中したファンは大喜び。「おめでとう!」、「楽しみに待ってます!」、「制作陣の作品愛が感じられたから、このままの布陣でいってほしい」、「第2期やる予感はしていたけど、いざやるってなるとワクワクする」と期待の声が続出しています。

また、制作スタッフから祝福のイラストが相次ぎ、公式Twitterを彩りました。※祝福イラストまとめは本記事の下部へ。

2期に関する続報は作品公式サイトやTwitterをチェック! 配信などで1期のアニメを復習したり、原作を読んだりしながら2期の放送を待ちましょう。

(執筆:ハシビロコ)

スタッフの【最終回記念イラスト】まとめ

アニメ『【推しの子】』作品概要

アニメ【推しの子】ティザービジュアル

<INTRODUCTION>
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」
地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。
ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。
彼女はある禁断の秘密を抱えており…。
そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。
<STAFF>
原作:赤坂アカ×横槍メンゴ(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載)
監督:平牧大輔
助監督:猫富ちゃお
シリーズ構成・脚本:田中 仁
キャラクターデザイン:平山寛菜
サブキャラクターデザイン:澤井 駿
総作画監督:平山寛菜、吉川真帆、渥美智也、松元美季
メインアニメーター:納 武史、沢田犬二、早川麻美、横山穂乃花、水野公彰、室賀彩花
美術監督:宇佐美哲也(スタジオイースター)
美術設定:水本浩太(スタジオイースター)
色彩設計:石黒けい
撮影監督:桒野貴文
編集:坪根健太郎
音楽:伊賀拓郎
音響監督:高寺たけし
音響効果:川田清貴
アニメーション制作:動画工房

<CAST>
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ

<公式サイト>
https://ichigoproduction.com/

<公式Twitter>
https://twitter.com/anime_oshinoko

<原作情報>
原作コミック 1 巻~11 巻好評発売中!

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