空自、3機目の無人偵察機が到着 三沢基地、近く本格運用へ

 航空自衛隊の米国製無人偵察機グローバルホークの3機目が30日午前6時過ぎ、空自の三沢基地(青森県三沢市)に到着した。空自や東北防衛局が明らかにした。近く始まる本格運用に向け、整備や点検などに着手するとみられる。

 昨年3月に1機目が到着。現在2機が配備され、飛行を開始している。昨年12月には、グローバルホークの運用部隊として「偵察航空隊」を約80人態勢で発足させており、3機目を含む本格運用に合わせて130人程度まで増員を予定。同基地を拠点に、日本領空周辺の監視に当たる。

 グローバルホークは全長約15メートル、翼を含めた幅は約40メートルで重さ約14.6トン。

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