来月2日~21日、嘉手納基地にF35Aなど30機が飛来へ 米軍、大規模演習を計画

 米軍が太平洋地域で実施する大規模演習「ノーザン・エッジ23―2」の一環で、米軍嘉手納基地へ7月2~21日にF35A戦闘機など約30機が飛来しての訓練が計画されていることが29日、分かった。嘉手納基地ではF15戦闘機の退役に伴う外来機の暫定配備で離発着回数の増加が指摘されており、外来機の増加で騒音の激化が懸念される。

 沖縄県の古堅圭一基地対策統括監は29日、沖縄防衛局に、嘉手納基地の外来機飛来を制限することや、航空機騒音規制措置の厳格な運用、住宅地上空の飛行回避や夜間の訓練飛行は行わないことなどを口頭で求めた。

(知念征尚)

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