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2023年6月29日に公開された動画ではゲストに日本維新の会参院議員の柳ヶ瀬裕文氏をお招きし、東京の注目選挙区や維新の今後の課題について語っていただきました。
来年に控える都知事選挙、維新の戦略とは？
【このトピックのポイント】
・衆院選東京1区で柳ヶ瀬氏「象徴的な人で戦いたい」
・柳ヶ瀬氏が衆院選に出馬するなら東京26区
・独自候補擁立が維新の戦略。来年の都知事選にも単独候補擁立を明言
柳ヶ瀬氏のプロフィールは以下の通りです。
2012年に「東京維新の会」を設立した柳ヶ瀬氏。2017年の都議選では都民ファーストの会が議席を席巻する中、維新で唯一の当選を果たしました。
都議を3期務めた後、2019年には参院選比例代表で出馬。2021年からは1期目ながら党の総務会長に就任し、活躍を続けています。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして柳ヶ瀬氏に回答していただきました。
柳ヶ瀬さんにおすすめの選挙区
柳ヶ瀬氏が衆院選に出馬すると仮定した際のおすすめ選挙区を、選挙ドットコム編集部が勝手にチョイス。各選挙区についてのご意見を柳ヶ瀬氏に伺いました。
1つ目は、千代田区と新宿区からなる東京1区。前回出馬した小野泰輔氏は7区での出馬が決まっています。
柳ヶ瀬氏は「象徴的な区。ここは必ず出します」とコメント。「象徴的な人で戦いたい」と続けました。
「象徴的な人」とは誰なのでしょうか。MC鈴木邦和が音喜多駿氏の名前を挙げると、柳ヶ瀬氏は音喜多氏がどこかで鞍替えする可能性がある点には言及しつつ、「現状何かが決まっているということではない」とコメントしました。
2つ目は東京26区です。ここは、目黒区と大田区の一部で構成されています。地元ということもあり、柳ヶ瀬氏は「この選挙区ですかね。出るんだったら」とコメントしました。
柳ヶ瀬氏「地元で出たいじゃないですか。僕の後援会の皆さんもいますので」
大田区は柳ヶ瀬氏が区議・都議として長らく活動してきたエリア。さらに目黒区は維新が比較的強いエリアということもあり、柳ヶ瀬氏は26区について「この選挙区はいい選挙区」と評価しました。
3つ目は、練馬区の東部に位置する東京28区。立憲、共産党、国民、維新が支部長を選任済みですが、新設された選挙区ということもあり、いずれの党も票を固めるには至っていないのが現状です。
その点を踏まえ、柳ヶ瀬氏は28区について「狙い目の選挙区ということになるのでは」と評価しました。
東京での候補者を調整する立場にある柳ヶ瀬氏。その大変さについて、落選する候補者がいる点に触れつつ「会社を辞めるとか、色んなことを賭けて出てくださる方がいる。その責任の重さを感じたときに、大変だなとは思いますね」とコメントしました。
柳ヶ瀬氏「みんなが受かるような政党になりたいですけどね」
統一地方選挙は東京でも躍進！課題は？
統一地方選挙で躍進した維新。東京でも区市町議選挙で70人のうち67人が当選しました。
この結果は柳ヶ瀬氏にとって想定以上だったとのこと。人生を賭けて立候補した候補者の多くが当選できたことを喜びつつ「この結果は本当に満足のいくものだった」とコメントしました。
躍進の理由について、柳ヶ瀬氏は若い政党・改革政党であるという認知が東京でも広がってきた点に言及。また、他党と比較したときに相対的に評価されているのでは、と分析しました。
6月4日の都議補選大田区で、維新は新人の細田純代氏を擁立しましたが次点で落選しました。
この結果について柳ヶ瀬氏は細田氏の実力の高さに触れつつ「勝てる可能性が高い選挙だった」とコメント。敗因については投票率の低さと擁立のタイミングが遅かったこと、そして当選した2名の知名度の高さに言及しました。
MC鈴木が着目したのは鈴木章浩氏の票がそれほど伸びていない点。選挙直前に自公の選挙協力解消の問題が勃発した影響もあるかもしれません。
自民党からすれば、都議補選大田区は公明党がいなくても選挙に勝てることを証明しなければならない選挙です。間近で自民党の選挙戦を見ていた柳ヶ瀬氏は「公明党はあまり動きませんでした。その分自民党がかなり頑張りましたね」と振り返りました。
今後の戦略について柳ヶ瀬氏は独自候補の擁立に言及。「独自候補を立てて維新の改革をご理解いただくのが最大の戦略」と語りました。
来年に控える都知事選挙にも独自候補を擁立することを明言。国政でも地方でも、今後の維新の動きに注目が集まります。
動画本編はこちら！
柳ヶ瀬氏が衆院選出馬するなら選挙区はどこ？
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