100種の「ハス」が見頃に、滋賀の植物園で早朝開園

ハスやスイレンなど⽔辺の植物をテーマにした「⽔⽣植物公園みずの森」(滋賀県草津市)でハスが見頃に。それに伴い、7月1日から早朝開園が実施される。

「⽔⽣植物公園みずの森」のハス

琵琶湖のほとり、草津市・烏丸半島に位置し、琵琶湖とその周囲の⼭並みを⼀望できる同園。かつて烏丸半島には約13ヘクタールの「ハスの群生地」があり、国内でも最大級の規模として知られていたが、2016年にハスが突然消滅した。そのため、同園では翌年より、関係者や専門家、市民らが協働で園内にハスの見どころを創出する『ハスいっぱいプロジェクト』がスタートしたという。

園内の各所には約100種類のハスが展示されており、その美しい花々を間近で見ることができる。ハスの花は午後には閉じてしまうため、涼しい朝からお昼頃にかけての観賞がおすすめ。今年は例年より早く開花が始まっており、7月上旬~下旬にかけてピークを迎える見込みで、この時期だけの神秘的な景観が楽しめる。

これにより、7月1~30日の期間中、開園時間を通常朝9時からのところ、朝7時〜夕方5時までに変更。また、7月1日・2日には、ハスの葉を使った「象鼻杯(ぞうびはい)」や「ハスガイドツアー」など、ハスをテーマとしたイベントがおこなわれる。入園料は大人300円ほか。月曜定休。

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