プジョー、新たにファストバック・クロスオーバーに変貌を遂げた新型『408』を導入

 世界的な活躍を演じた正統派ミドルサルーン『406』の流れを汲みつつ、新たに『解き放たれた新種』というキーワードのもと、ファストバックとクロスオーバーを融合させた新ジャンルへと変貌を遂げたプジョー『408』が上陸。初回限定の特別仕様車“First Edition(ファースト・エディション)”も含め、7月1日(土)より発売が開始される。

 セダンの品格とクーペの美しさにSUVの快適性を融合させたファストバックモデルとして、ステーションワゴンやSUVの特性を併せ持ち、セグメントやカテゴリーを越えた存在として登場した新型『408』は、ボディの陰影とともに美しい造形を主張するだけでなく、エアロダイナミクスを緻密に計算し、スタイルの魅力を存分に発揮しつつ実用性も兼ね備えたデザインが最大の特徴とされる。

 フロントフェイスでは、センターにライオンエンブレムを配した大型フレームレスグリルを採用し、GTグレードでは精緻なボディ同色グリッドデザインとすることで、よりダイナミックな印象が与えられた。

 さらに、走行状況に応じて自動で照射をコントロールする先進の薄型マトリックスLEDヘッドライトを搭載。プジョーの新たなアイデンティティとなったライオンの牙をモチーフにしたLEDデイタイムランニングライトに加え、リヤにもライオンの爪をイメージした鋭い3本LEDランプを採用し、モダンかつスタイリッシュな存在感を主張。足元には全モデル19インチの造形的な大径アロイホイールを装備し、ここでも全体のプロポーションとともにライオンのもつ力強さが表現された。

 一方のインテリアでは、ドライバーを取り囲むセンターコンソールと一体化したレイアウトの“Peugeot i-Cockpit”と、先進運転支援システムおよび最新のインフォテイメントシステム“Peugeot i-Connect”を搭載。

 ブラックを基調としたシックで流麗、かつ多くの革新的な機能が組み込まれたダッシュには、軽快なハンドリングを実現する小径ステアリングや、スマートフォンのように滑らかな操作を可能にする10インチタッチスクリーンが備わり、同じくGTグレードでは10インチタッチスクリーン下部にデジタルショートカット機能の“i-Toggle(トグル)”を組み合わせ、よりシームレスな操作が可能となっている。

ステーションワゴンやSUVの特性を併せ持ち、セグメントやカテゴリーを越え唯一無二の個性を放つ存在として登場した新型『408』
足元には全モデル19インチの造形的な大径アロイホイールを装備し、ここでも全体のプロポーションとともにライオンのもつ力強さが表現された
ドライバーを取り囲むセンターコンソールと一体化したレイアウトの”Peugeot i-Cockpit”と、先進運転支援システムおよび最新のインフォテイメントシステム”Peugeot i-Connect”を搭載

■ボディ形状を最大限に活用したラゲッジルームは、最大1611Lの容量を確保

 運転支援機能では、前方の車両との距離と速度を検知しつつ、ドライバーのアクセルとブレーキ操作をサポートするアクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)に、右寄りや左寄りなどドライバー任意の位置で車線内のポジションを維持するレーンポジショニングアシストも装備。

 さらに駐車や出庫、狭い路地の走行時に安全をサポートする360°ビジョン(フロント/サイドカメラ付)を装備し、あらゆるシーンにおいて運転操作をサポートする機能が備わる。

 そしてファストバックとクロスオーバーを融合させたボディ形状を最大限に活用したラゲッジルームは、5名乗車時で最大536L、後席を倒すと最大1611Lの荷室容量を実現し、凹凸の少ない形状により使い勝手の良い設計とされた。

 パワートレインはガソリンとプラグインハイブリッド(PHEV)の2種類が用意され、PSAが誇る名機でもある1.2リットル直列3気筒エンジン“PureTech”(130PS/250Nm)には8段のトルコンATが組み合わされ、爽快なドライブフィールがもたらされる。一方のPHEVはWLTCモードで66kmのEV走行レンジを持ち、日常生活における多くのシーンをEV走行でカバーすることが可能な上、対応する6kWチャージャーを使用すると約2時間30分ほどでの満充電が可能となる。

 この新型『408』導入に際し、PHEVモデルの“408 GT HYBRID”をベースにした特別仕様車“ファースト・エディション”も導入され、ブラック・ナッパレザーシート、パノラミックサンルーフ(メッシュシェード付)、フォーカル製HiFiオーディオの3点を特別装備し、ボディカラーはオブセッション・ブルーのみの設定で限定80台が上陸することに。

 一方、ガソリンの“Allure(アリュール)”と“GT”、そしてPHEVの“GT HYBRID”の3グレード構成となるカタログモデルのボディカラーには、オブセッション・ブルーやパール・ホワイト、エリクサー・レッド、ぺルラ・ネラ・ブラックの4色が設定され、価格は429万~629万円に。特別仕様車は669万円(いずれも税込)となっている。

プジョーコール TEL:0120-840-240
公式サイト:https://web.peugeot.co.jp/408/

さらに駐車や出庫、狭い路地の走行時に安全をサポートする360°ビジョン(フロント/サイドカメラ付)を装備し、あらゆるシーンにおいて運転操作をサポートする機能が備わる
5名乗車時で最大536L、後席を倒すと最大1611Lの荷室容量を実現し、凹凸の少ない形状により使い勝手の良い設計とされた
ボディカラーには、オブセッション・ブルー、パール・ホワイト、エリクサー・レッド、ぺルラ・ネラ・ブラックの4色が設定された

© 株式会社三栄