真備のにぎわいづくりへ企画公募 倉敷、マービーふれあいセンター

マービーふれあいセンター

 倉敷市真備町箭田の文化施設・マービーふれあいセンターは、同施設で実施する文化イベントのアイデアを市民から募集している。西日本豪雨で被災した真備地区のにぎわいを取り戻すため、住民の意見や発想を取り入れる。

 採択されると、センターとの共催事業として施設使用料を免除。宣伝やチケット販売の支援も得られる。竹ホール(定員996人)、さつきホール(同220人)を利用でき、竹ホールでは世界三大ピアノの一つ・スタインウェイ製グランドピアノを使うこともできる。

 実施日は来年1月19~21日の原則1日で、時間は午前9時~午後10時。市在住、在勤、在学の18歳以上の個人と団体を対象とし、ホームページなどで入手できる申込書に必要事項を記入して8月31日までにセンターに持参する。採否は9月下旬までに知らせる。

 事業は昨年に続き2回目。初回は地元住民が手がけた書道や絵画を展示する文化祭、和太鼓や大正琴の演奏会などを採択した。

 小野行弘館長は「大きなホールで演奏できるチャンス。真備に人を呼び込める魅力的なアイデアを寄せてほしい」と話す。

 問い合わせは同センター(086―698―9111)。

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