浅地洋佑が首位キープ 片岡尚之が1打差2位に浮上

2日目「65」で首位争いに加わった片岡尚之(撮影/和田慎太郎)

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 2日目(30日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)◇曇り(観衆1227人)

単独首位から出た浅地洋佑が5バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算12アンダーでその座をキープ。後続に1打リードで大会を折り返した。

通算11アンダーの2位にジェイビー・クルーガー(南アフリカ)と、「65」をマークして10位から浮上した片岡尚之が並んだ。

片岡にとって前半に迎えた16番(パー3)は、昨年4日間で3度池に入れた鬼門のホールだ。「グリーン(の幅)が3ydくらいに見える」と、初日も6Iで打ったティショットが池につかまりダブルボギーをたたいた。

鬼門の16番(パー3)。ティショットがグリーン近くに残り思わずガッツポーズ(撮影/和田慎太郎)

この日は「番手を落として、ちょっと右に置いてつぶす感じで」と放った8Iショットがグリーン左のカラーに着弾。「一瞬“あっ”となったけど、なんとか残ってくれた」と思わずガッツポーズを作り、グリーンの外から2パットでパーを拾った。「2年ぶりのパー」と苦笑しつつ、地元・北海道の大会で首位争いに加わり決勝ラウンドに進む。

通算9アンダー4位にツアー4勝の金谷拓実、前週「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」でプレーオフの末に惜敗した長野泰雅、佐藤大平、小木曽喬が続いた。

通算8アンダーの8位に今季1勝の今平周吾のほか、永野竜太郎、ソン・ヨンハン(韓国)ら8人が並んだ。

石川遼と河本力は6アンダー22位。6月「ASO飯塚チャレンジド」での優勝を含めて直近5週連続でトップ3入りしている中島啓太は、蝉川泰果、前週優勝者の谷原秀人らと同じ5アンダー31位で決勝ラウンドに進出した。

前年覇者の岩田寛は4アンダー44位で週末に進む。

<主な上位成績>
1/―12/浅地洋佑
2T/-11/ジェイビー・クルーガー、片岡尚之
4T/-9/金谷拓実、長野泰雅、佐藤大平、小木曽喬
8T/-8/ソン・ヨンハン、安森一貴、細野勇策、永野竜太郎、今平周吾、小鯛竜也、田中裕基、トッド・ペク

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