我孫子市職員が第3回JAAチャレンジアワード オーディエンス賞受賞

オーディエンス賞を受賞した深田和彦さん(中央)

 JAA(日本アドバタイザーズ協会)主催第3回JAAチャレンジアワードで、市とマンションデベロッパー等との官民連携によるシティプロモーションの取り組みについて発表した本市の職員が、聴衆の選ぶオーディエンス賞を受賞しました。公務員が同アワードを受賞するのは、初めてです。(ちばとぴ!タウン=あびこの魅力チャンネル)

~シティプロモーションの新しい形~我孫子市×民間企業とのPRコラボレーションの取り組みについて  同協会は、日産自動車やパナソニックなど、日本を代表する265社の広告主のみで組織する、国内で唯一の公益団体です。JAAチャレンジアワードは、マーケティングや社会課題の解決に繋がる新しい取り組みや創造的なアイディアを公募し、4月の一次審査を経て、今月、最終審査と公開プレゼンテーションが行われました。

ブックカバー・しおりにマンション広告を初掲載!関東の主要ターミナルの大型書店50店舗コラボPR  公開プレゼンテーションでは、転入者の増加を目指す我孫子市が、シティプロモーションの新しい手法として、2017年~19年に市内で分譲された大型マンションのデベロッパーに働きかけ、初の連携PRを関東圏に向け展開した事例を紹介しました。

 その後も、戸建て分譲(2018年~)やマンションデベロッパー(2021年~)など、複数の企業と中長期に渡り、積極的なコラボPRを展開した結果、7年連続の転入者増を記録。また、千葉県が発表する2022年の住宅地価公示の上昇率では、初の3位を記録しました。

7年連続で社会増&住宅地価上昇率で初の県内3位  また、民間住宅調査会社の住みたい街ランキングで、175位に初ランクインするなど、官民連携で進めたシティプロモーションが、転入増とイメージアップに繋がったことを発表しました。

 自治体=転入者増加、事業者=マンション・戸建て完売、と、お互いにWin-Winな関係で実現したコラボPRは、自治体シティプロモーションの課題に対する意義ある取り組みだと聴衆から評価されました。

~ 第3回JAAチャレンジアワード ~ 【受賞者】 企画総務部 秘書広報課 あびこの魅力発信室 室長 深田 和彦 ◆オーディエンス賞 ※6月7日公開プレゼンテーションの聴衆による投票で選出 【受賞作品】 「シティプロモーションの新しい形~我孫子市×民間企業とのPRコラボレーションの取り組みについて~」

第3回JAAチャレンジアワードの様子
事例紹介の資料
我孫子市の転入者数の推移

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