住民票の写し1通を誤交付 岡山市中区役所、番号照合不十分

 岡山市は30日、中区役所で住民票の写し1通を職員が誤って別人に交付するミスがあったと発表した。記載されていた2人分のマイナンバーを変更した。

 中区役所市民保険年金課によると、26日午後3時半ごろ、住民票の写しの交付を申請した50代男性に、ほぼ同じ時刻に訪れた20代女性の住民票の写しを渡した。男性の番号札と、写しを入れたファイルの番号との照合などが不十分だったという。

 26日中に男性から指摘があり、判明。市は双方に謝罪した。

 同課は「きちんと確認していればミスは防げた。再発防止に努める」とし、作業手順を記したチェックシートを窓口に掲示するなどの対策をとるという。

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