ここまでフェリックスに具体的なオファーはなし… 10日後にはシメオネ監督と再会か

[写真:Getty Images]

アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)にタイムリミットが迫っている。スペイン『マルカ』が報じた。

ディエゴ・シメオネ監督との確執が囁かれ、1月にチェルシーへとレンタル移籍したフェリックス。しかし、新指揮官マウリシオ・ポチェッティーノ監督の構想に入ることはできず、チェルシーがフェリックスの買い取りやレンタル期間の延長に動くことはなかった。

フェリックスの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏は、資金豊富なニューカッスルへの移籍などを模索していたようで、プレミアリーグの中堅クラブへ移籍するというアイデアも浮上していたという。しかし、6月30日の時点で具体的なオファーは届いていないという。

また、アトレティコにはフェリックスを放出する意思がない状況。移籍が実現するとすれば、交渉開始額が1億ユーロ(約156億9000万円)からとなる完全移籍か、シーズンあたり1500万ユーロ(約23億5000万円)以上と年俸の負担が要求されるレンタル移籍が選択肢となるようだ。

アトレティコの新シーズンの始動日は7月10日に設定されており、フェリックスがシメオネ監督と再会する可能性は非常に高くなっている。それどころか、この状況が続くのであれば今夏中の移籍も難しいだけに、どのような選択をするのか注目が集まる。

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