「反核」「平和」モザイク画に込め 札南高定時制1年生「原爆展」出品 「同世代に伝えたい」

完成した原爆ドームのモザイク画を披露する札幌南高定時制の生徒たち(熊谷洸太撮影)

 広島、長崎の原爆被害の悲惨さを伝えようと、北海道被爆者協会が毎年7月に札幌市内で開く「原爆展」に、今年は初めて定時制高校の作品が展示される。札幌南高の1年生全19人で制作した原爆ドーム(広島市)の巨大なモザイク画だ。教諭の発案で始まった授業での取り組みだが、授業外でも生徒が能動的に平和について考えるきっかけになっている。

© 株式会社北海道新聞社