2023年公務員の夏ボーナスいくら? 福井県行政職員は3年ぶりアップ…知事や警察、教員の金額も公開

福井県と9市の夏のボーナス額

 福井県と県内17市町の公務員に6月30日、夏のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。管理職を除く県の一般行政職員の平均支給額(平均年齢39.9歳)は、前年同期比約6千円増の約72万3千円で、3年ぶりに増額となった。杉本達治知事は同約4万7千円増の約311万円。

 2022年10月の県人事委員会の勧告に基づき、県一般行政職員の支給月数が昨年6月期の2.15カ月から2.2カ月に引き上げられたのが要因。勧告は民間の水準を反映している。

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 県の一般行政職員以外では、警察官の平均支給額(平均年齢36.5歳)が前年同期比約2万5千円増の約74万6千円、教員(同41.5歳)は同約2千円減の約84万6千円だった。

 特別職では副知事が約244万円、教育長約212万9千円。県会は議長が約217万7千円、副議長約205万8千円だった。議員は改選に伴う新人議員の支給額が通常の30%となるため、平均約134万4千円となった。

 県内9市の管理職を除く一般職員の平均支給額で最も高いのは、福井市(平均年齢40歳2カ月)の73万5365円だった。9市の市長で最高額は福井市の東村新一市長の244万3980円。4月30日に就任した敦賀市の米澤光治市長は通常の30%の54万6480円となった。

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