暗殺か守るべきか、⼈類と“AI”の戦争が激化する世界を描く『ザ・クリエイター/創造者』渡辺謙からコメントが到着

『ザ・クリエイター/創世者』© 2023 20th Century Studios

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を手掛け、世界中で高い評価を得たギャレス・エドワーズ監督と、『TENET テネット』のジョン・デヴィッド・ワシントンが主演を務めるSFアクション超大作映画『ザ・クリエイター/創世者(原題:The Creator)』が、9月29日(金)より世界同時公開。このたび、場面写真が一挙解禁となった。

暗殺すべきか、守るべきか——

近年、各メディアなどでもAIの目覚しい進化やその利便性が取り上げられているが、その一方で、AIの急激な進化に伴う危険性も叫ばれ始めている。本作の舞台は、そんな私たちに待ち受けているかもしれない…今から50年後の未来――。2075年、⼈を守るはずのAIが核を爆発させた。⼈類とAIの戦争が激化する世界で、元特殊部隊のジョシュア(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は⼈類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を⾒つけ、暗殺に向かう。だがそこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少⼥アルフィー(マデリン・ユナ・ヴォイルズ)だった。

激しい攻防戦の先に、人類とAIの絆が——

眩いビームを放つ謎の飛行物体、銃を構えるロボット型AIを収めた写真からは、人類とAIの激化する攻防戦を彷彿とさせる。人類を脅かす存在“クリエイター”暗殺という命を受け、アルフィーを見つけ出した主人公ジョシュア。しかし彼は、“ある理由”から、暗殺すべき対象であるはずのアルフィーを守りぬくと誓う。

写真にも捉えられている、登場人物たちの神妙な面持ちからは、人類の存亡を賭けて挑む戦いの狭間で心揺れ動く、熱いヒューマンドラマも予感させる。人間のジョシュアとAIのアルフィー、彼らの間でどのように絆が芽生えてゆくのか、少女アルフィーとは一体何者なのか。戦いの先でふたりが辿りつく、衝撃の真実も見逃せない。

世界がコロナ禍にある⼀昨年、ギャレス(・エドワーズ監督)から連絡があった。タイで新作を撮ると。題材は「AIと⼈間の戦い」早速プロットを読む。今までの機械と⼈間という対峙とは⼀味違う、⻄洋vs東洋の価値観や⽂明の相違という切り⼝に、ギャレスらしさがあって、快諾した。⼈間も痛みや喜びを学習し成⻑していく。同じ様にAIもそうやって成⻑した時代。⼈間に取って代わる気持ちが無いのに、⼈はそれを恐れ駆逐しようとする。ある意味、今まで世界のヒエラルキーの中で⾏われて来た歴史にも重なる。JD(ジョン・デヴィッド・ワシントン)をはじめとする素晴らしい俳優陣が、その不思議な世界観を体現していく。デジタル世界を超アナログなジャングルでの撮影。ギャレスもインディーズで撮っていた頃に戻り、⾃分でカメラを担いで撮り進める。さあ、どんな仕上がりになっているのか、出演者達が⼀番驚く事になるのは間違い無い!
(渡辺謙)

『ザ・クリエイター/創世者』は9月29日(金)より世界同時公開

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