12日間で2度目の被害…夜のドラッグストアで女が強盗、26万円奪い逃走 刃物の柄見せ店員脅す 同一犯か

現金26万円奪われる 12日間で2回の強盗被害=埼玉県富士見市

 29日午後9時45分ごろ、富士見市水子のドラッグストア「セキみずほ台店」で、客を装った女がレジカウンターにいたアルバイト店員男性(20)に対して、所持していたショルダーバッグから包丁のような刃物の柄の部分を見せ、「レジにある紙幣を渡して下さい」などと脅迫した。女は男性がレジから現金約26万円を手渡すと、そのまま逃走した。

 同店では6月18日夜、女による同様手口の強盗事件が発生。いずれの女も着衣が酷似していることなどから、東入間署は同一犯による強盗事件とみて女の行方を追っている。

 同署によると、女は年齢20歳代から30歳代、身長165センチぐらい。白色のパーカーに青色ジーンズ、黒色マスクを付け、黒いショルダーバッグを所持していた。同店は午後11時まで営業しており、事件当時、店内には店長ら従業員4人と数人の客がいたが、レジカウンターは男性店員だけが応対していた。奪われた現金はいずれも紙幣で売上金だった。

 現場は東上線みずほ台駅東口から約400メートルの閑静な住宅街の一角。

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