男女共同参画 総理大臣表彰に宇都宮大学副学長

G7・先進7カ国の男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が日光市を舞台に日本で初めて開催され、共生社会への加速が期待される中この分野の功労者をたたえる内閣総理大臣表彰に宇都宮大学副学長の藤井佐知子さんが選ばれました。

藤井さんが受賞した男女共同参画社会づくりの内閣総理大臣表彰は、長年に渡り、この分野で活動を積み重ね貢献してきた人をたたえるもので今年度は、全国で11人が選ばれました。

藤井さんは、2015年に宇都宮大学の歴史で初めて女性として理事に就任し、副学長になりました。国内外から学生が集まる大学で「多様性」を尊重する環境を整えるため、推進本部の本部長も兼任しています。

また、男女共同参画社会をテーマにした日本最大級の催し「日本女性会議」が2019年に佐野市で開催されるこが決まった際は、実行委員会の委員長に就任し、成功に向けて組織をまとめました。

藤井さんが、学内だけでなく地域でも男女共同参画の推進に力を尽くす中、今月24日と25日に日光市で日本で初めてとなるG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が開かれました。男女の経済格差を解消するべきとする「日光声明」が採択され共生社会への取り組みが加速化することが期待されます。

藤井さんは、それを栃木県から発信していきたいと力を込めます。

© 株式会社とちぎテレビ