トヨタ「シエンタ」キャディバッグ何個積める? 売れ筋だけにさすがの収納力

3代目となる新型シエンタ

トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」のキャディバッグ積載量を調査する。日本の道路環境に適した5ナンバーサイズのマルチパーパスバンとして2003年にデビュー。コンパクトなボディサイズがらも、3列シートと両側スライドドアを備え、初代は小改良を加えながら10年以上にわたって製造された。3代目となる現行モデルは2022年に投入され、全長&全幅は先代モデルから変わらず全高を20mm拡大した。車内レイアウトの改善やエアコンユニットの小型化などにより、居住性がさらに向上。パワーユニットは1.5リッター直列3気筒ガソリンと、このエンジンをベースとするハイブリッドをラインアップする。

【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用

ラゲッジルームはどんな感じ?

さまざまなシーンで使える広い室内空間

リアゲートはバンパーレベルで大きく開閉し、スクエアで段差のない開口部を持つ。荷室フロア高は505mm(7人乗り仕様)と、低く抑えられており、重たい荷物の積み下ろしも楽に行うことができる。7人乗り仕様は「5:5分割サードシートダイブイン機構」を採用し、3列目シートを2列目シート下に収納。これにより奥行きが生まれ、フラットで高さのある収納スペースを活用することができる。サスペンションの張り出しは小さく抑えられているが、左右にはくぼみは設けられていない。ラゲッジ容量は3列目使用時が177リットル、3列目収納時が445リットル。2列目まで収納すると、1030リットルという広大なスペースが出現する。

トヨタ「シエンタ」のゴルフバッグ積載量を調査

さすがにキャディバッグを立てて入れることはできず…

1個目は奥行きを活かして斜めに搭載。

奥の上に載せるのでやや力が必要

2個目は1個目上に搭載。

見た目は美しくないが仕方なし

3個目は手前のスペースを使いつつ、高さを活かして2個の上に斜めに搭載。

後方視界もバッチリ確保

4個目は奥行きと高さを使って、3個目の上にやや縦向きで搭載。

調査結果

トヨタ「シエンタ」ゴルフバッグ積載量調査結果

7人乗車時のラゲッジスペースは非常に狭いが、3列目シートを折りたたむと、高さと幅を持った広大なスペースが出現する。スペース効率を徹底的に追求した箱型ボディは、5ナンバーサイズながらも4個のツアーバッグ問題なく収納してみせた。低床フロアのため、積み下ろしも簡単。

車両スペック

撮影車のカラーはアーバンカーキ

シエンタ Z(HEV・2WD) 車両本体価格:291万円(税込)
ボディサイズ(mm)|4,260×1,695×1,695
ホイールベース(mm)|2,750
車両重量(kg)|1,350
エンジン|直列3気筒
排気量(cc)|1.490
最高出力(kW〈PS〉/rpm)|67〈91〉/5,500
最大トルク(N・m〈kgf・m〉/rpm)|120〈12.2〉/3,800-4,800
フロントモーター|交流同期電動機
フロントモーター最高出力(kW〈PS〉)|59〈80〉
フロントモーター最大トルク(N・m〈kgf・m〉)|141〈14.4〉
リヤモーター|交流誘導電動機
リヤモーター最高出力(kW〈PS〉)|2.2〈3.0〉
リヤモーター最大トルク(N・m〈kgf・m〉)|44〈4.5〉

調査に使用したキャディバッグ

ブリヂストン ツアーキャディバッグ

ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル(CBG301)
型|9.5型
対応長さ|47インチ
口枠|6分割
セパレート|3分割
タイプ|カート
素材|(本体)合成皮革 (口枠)ポリエステルメッシュ
重さ|4.5kg

ブリヂストンのキャディバッグをGDOショップで見る

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