子どもが『パパ・ママ』と呼ぶのは何歳まで?お父さん・お母さんに変える必要はあるの?

子どもの『パパ・ママ』呼び、どうすべき?

子どもが初めて「パパ・ママ」と呼んでくれたときの感動は、何物にも代えがたいものがあります。昔は「お父さん・お母さん」呼びが主流でしたが、昨今では「パパ・ママ」呼びが主流といっても過言ではありません。

小さな子どもにとっても、パパ・ママ呼びは発音しやすくて便利な面がります。しかし、子どもが大人になるにつれて「パパ・ママ」呼びをいつまでさせるか悩む人は少なくありません。

子どもが『パパ・ママ』と呼ぶのは何歳まで?

子どもが両親のことを「パパ・ママ」と呼ぶのは、一般的に何歳くらいまでなのでしょうか?

子どもが親を「パパ・ママ」と呼ぶのは何歳くらいまで?

子どもがパパ・ママと両親を呼ぶ年齢は、いくつかの段階に分けられます。

  • 幼稚園入園もしくは、3歳くらいまで
  • 小学校入学まで…おおよそ6歳くらいまで
  • 思春期に差し掛かるあたり…小学校4年くらいの、高学年に差し掛かる年齢
  • 中学校入学を機に、両親の呼び方を見直す…14歳くらい

子どもの吸収力は幼ければ幼いほど高いので、呼び方を変えるのがスムーズな方がいいと思うのであれば入園や小学校入学を機に変更するのがよいかもしれません。

また、思春期に差し掛かり、仲良しの友達の一人がパパ・ママ呼びを卒業したことを機に、周囲も卒業し始めて影響を受けるケースもあります。

親からの提案や子どもの自然なパパ・ママ呼びの卒業は、子どもの自立を促す効果に期待が高まります。正常なタイミングで親離れする期待も高いです。

お父さん・お母さんに変える必要はあるの?

上記のタイミングでパパ・ママ呼びを卒業せず、大人になっても両親を「パパ・ママ」と呼んでいる人もいます。

パパ・ママと両親を呼んでいるから自立できない、ということはありません。無理に両親の呼び方を変える必要はないので、親子関係が健全で良好である呼び方を目指しましょう。

パパ・ママ呼びを続けるデメリット

パパ・ママ呼びを貫くことで発生するデメリットは、以下のものがあります。

  • 幼いイメージを持たれやすい
  • 大人になってもパパ・ママ呼びをしていると、周囲から冷たい視線を送られることがある
  • 自分の子どもが親になって、パパ・ママ呼びを貫いていることに違和感を覚えるケースもある

親の呼び方は、各家庭によってさまざまあることは決しておかしなことではありません。しかし、パパ・ママ呼びは幼いイメージを持たれやすいということは把握しておきましょう。

まとめ

パパ・ママ呼びを変えるタイミングは、各家庭さまざまです。子どもの成長や、子どもとのかかわりの面を考慮し、「パパ・ママ呼び」から「お父さん・お母さん呼び」に変更することを検討してみましょう。

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