福井地方気象台によると、福井県は大気の状態が不安定になっており、7月1日夜遅くにかけて土砂災害に警戒、低い土地の浸水や河川の増水に注意・警戒が必要としている。
同気象台によると前線が華中から中国地方を通って東日本にのびており、1日夜のはじめ頃には太平洋沿岸に南下する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、県内で大気の状態が不安定となっているという。また、これまでの大雨によって県内では地盤の緩んでいるところがある。6月28日正午の降り始めから7月1日午後4時までの降水量（アメダスによる速報値）は南越前町今庄195ミリ、敦賀市173.5ミリ、福井市越廼140ミリ、大野市九頭竜138ミリ、越前市武生133ミリ。
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7月1日に予想される1時間降水量はいずれも多い所で嶺北、嶺南ともに30ミリ。同日午後6時から2日午後6時までに予想される24時間降水量は嶺北、嶺南とも20ミリの予報。同気象台は今後発表する警報、注意報、気象情報などをチェックするよう呼びかけている。
また1日午後5時点の天気予報では、2日は嶺北、嶺南ともに晴れ、朝晩くもりの予報。
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