【ガンプロ】7・9大田区でのSOG世界タッグ王座戦に向け、光留&前口と勝村&和田が火花!前口「殺すつもりでやらないと勝てないと思うんで、殺しに来てください」

ガンバレ☆プロレスが6月30日、天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)に向け、都内で記者会見を行った。

スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界タッグ王座を争う、佐藤光留&前口太尊(王者組)と勝村周一朗&和田拓也(挑戦者組)が火花を散らした。

挑戦者の総合格闘技出身コンビは、勝村が用意したお揃いのアニマル柄のスーツで登壇。

和田は「私の地元の大田区に呼んでもらったのが信じられなかった。昨年の大田区での勝村VS鈴木みのる戦を見て、“勝村さんって、鈴木みのるとやるんだ。凄いなって”と思って。その1年後にこの場にいるとは思ってなかったんで。正直信じられない気持ちの方が大きいです」と話した。

勝村は「昨年、鈴木みのるさんと大田区でやらしてもらって。あの時まで、ガンプロでくすぶってた。あの一戦を境に振り切れたというか。あそこからさらにレスラーとして、一段階アップできたかなと思います。

今回の大田区でのタッグ挑戦なんですが、隣にいる和田とは20年以上前、総合格闘技をやってた時代から同じジムでやっていて。空白の期間もありつつ、今年の1月からガンプロに参戦してもらって。

今回タッグを組むことになりました。対戦相手の前口太尊、佐藤光留。僕ら3人は佐藤光留主催のハードヒットでデビューさせてもらってます。そういう意味で凄いメンバーが揃っちゃったなと。

この責任を佐藤光留に取ってもらうというか。僕らをプロレスラーにしてしまった事の重大さの責任を取ってもらいつつ、佐藤光留を後悔させるような戦いをしたいと思います」と意欲。

一方、王者の前口は「去年の大田区は初めて自力勝利をつかんだ場所で、1年後にチャンピオンとして、ここにいるのは不思議。俺でいいのかなって感じで思ってたんですけど。5月(5日)のタイトルマッチ(王座決定戦)のときに、高岩(竜一)さん、今成(夢人)さん組に勝って、凄い自信をつかみました。

対戦相手の勝村さん、和田さんは格闘技界の、ハードヒットの、プロレスの大先輩。凄い先輩で、リスペクトしてるんですけど、俺が殺すつもりでやらないと、この2人には勝てないと思うんで。そのくらいの気持ちでやってやるんで。勝村さんも和田さんも俺のこと、殺しに来てください。とにかく試合は一生懸命やるんで。とんでもない試合になると思うんで。楽しみにしててください」と意気込んだ。

光留は「変態パンチドランカーズとして、いまだにベルトのないチャンピオン。このまま初防衛戦を終え、今日お披露目なのかなと思って来たら、まだこのトロフィーが鎮座してる状況です。

こうなったら、来たら来たでうれしいですけど、トロフィーもちょっとうれしいなって。アジアタッグとか、いつの間にかなくなったんですけど、昔はベルトとカップがあったんですよね。そういうのに我々が逆に近づけてやろうかと。

自分と前口太尊がベルト巻いてる姿は想像つかないんで。相手のチーム、ハードヒットでデビューしたと言ってましたけど、なりたいと言ったのは皆さまなんで。僕は責任を取らないですし、プロレスラーとしてこの場にいるのは、各々の力だと思うんで。

ほかにもハードヒットに出た選手いますけど、この場にたどり着いたのは僕の力じゃなくて、一人ひとりの力だと思うんで。殺しはしませんけど、殺す寸前くらいまで頑張って、パンクラスと修斗の問題に終止符を打ちたいと思います」と不敵に語った。

この4選手のうち、3選手は総合出身で、唯一キックボクシング出身の前口は関節技対策について、「何もないんで。寝る前に倒します」と発言。これに対して、和田は「僕はキックボクサー相手でも打撃でもいけると思ってるんで。それがMMA。打撃の選手だったら、1秒でテイクダウンできる」と応じていた。

<写真提供:ガンバレ☆プロレス>

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