アスレチックスが月間10勝を達成 藤浪はわずか5球で三者凡退に

【ホワイトソックス4-7アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは先発のルイス・メディーナが5回4安打1失点の好投を見せ、打線は2回裏に一挙4得点で逆転すると、5回裏と8回裏にも追加点。リリーフ陣も藤浪晋太郎のパーフェクトリリーフを含めてホワイトソックス打線の追撃を堪え、アスレチックスが7対4でシリーズの初戦に勝利した。メディーナはこれで2勝目(7敗)となり、5番手のトレバー・メイが5セーブ目を記録。ホワイトソックスは先発のタナー・バンクスが3敗目(0勝)を喫している。

2日前にドミンゴ・ヘルマン(ヤンキース)に完全試合を食らったアスレチックス打線が奮起した。1点ビハインドの2回裏にアレドミス・ディアスの二塁打とトニー・ケンプの三塁打を絡めて4得点。リードを2点に狭められた8回裏には、再びディアスの二塁打ですかさず貴重な2点の追加点を奪った。先発のメディーナは1回、2回とも満塁のピンチを招いて先制を許したが、尻上がりに調子を上げて5回4安打1失点。ブルペン陣も8回と9回にピンチを招いたが、なんとか反撃を退け、アスレチックスは今季初となる月間10勝目をマークした。

5~6月にかけてチーム状態を上げているホワイトソックスは、8回と9回に得点したものの、反撃は及ばなかった。9回にソロ本塁打を放ったルイス・ロバートJr.はこれでシーズン24号とし、ア・リーグ本塁打王ランキング単独2位をキープしている。

藤浪は4点リードの7回表に登板。ロバートJr.を含めた相手の中軸をわずか5球で抑え、今季初めて防御率を1ケタ台の9.80まで改善させている。

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