性の多様性理解を 虹色ドーナツ 岡山の専門店が限定販売

カラフルな砂糖をトッピングしたドーナツ

 LGBTQ(性的少数者)当事者や支援者(アライ)の象徴である虹色にちなみ、岡山市北区今のドーナツ専門店「2626DONUTS」がレインボーカラー商品を販売している。性の多様性への理解を深める6月の「プライド月間」に合わせた企画で、梅雨明けまで期間限定で取り扱う。

 発案したのは運営会社の鳥越淳史さん(37)。友人の子どもが、心と体の性が一致しないトランスジェンダーと知ったのがきっかけ。小学生の子どもはアライの担任から「何があっても味方だよ」と声をかけられ生きやすくなったという話を聞き、全ての人が自分らしく幸せに過ごせる世界になればとの思いを込めた。

 カラフルな砂糖をトッピングした。1個340円。売り上げ1個につき20円を当事者団体・ももにじ岡山に寄付する。

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