大阪・道頓堀のビルの壁面に設置された大型画面に、秋田犬が飛び出して見える3D広告が登場し、観光客に人気だ。
画面は縦約27メートル、横約15メートル。子犬が跳びはねたり、首を横に振りながらほえたりする姿を約7分おきに見られる。忠犬ハチ公のモデルとなった秋田犬の生誕100年に合わせ、屋外広告を専門に扱う東京の会社が自社広告に秋田犬を起用した。
肉眼でも3Dに見えるよう映像に工夫を凝らした。子犬が出現すると「かわいい」と声が上がり、カメラを向ける人も。米国から旅行で訪れた男性(43)は「飛び出して見え、迫力があった」と興奮気味に話した。同様の広告は東京・渋谷駅前などでも見られる。