鳥取の「大栄西瓜」最盛期 「味良し香り良し」

「大栄西瓜」をPRするイベントで、ふるまわれたスイカを食べる子どもたち=1日午前、鳥取県北栄町

 全国有数のスイカの産地、鳥取県北栄町で1日、最盛期を迎えた夏の味覚「大栄西瓜」をPRするイベントが開かれ、県内外から家族連れらが詰めかけた。生産者代表の山脇篤志さん(53)は「初夏までの日照量と寒暖差のおかげで昨年以上に甘い。味良し香り良しです」と太鼓判を押した。

 特大の約250玉を切り分けてふるまうと、来場者からは「甘い」「うまい」といった声が聞かれた。市価の1~2割引きで販売された約5千玉には長蛇の列ができた。

 今季は関西を中心に全国に約100万玉を出荷する予定という。

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