先進的に18歳対象の成人式を実施した大分県国東市は、2024年から20歳を対象とした既存のやり方に戻す方針だ。市のアンケートで「高校卒業から間があいておらず、再会の喜びが小さい」などと不満が相次いだためで、6月19日の市議会で松井督治市長が明らかにした。
市によると、5月に初めて開いた18歳対象の成人式に参加した154人のうち76人が市のアンケートに回答し、4割強が「18歳対象の成人式は必要なく、20歳の集いのみでいい」を選び、最多を占めた。19歳や、市内在住の高校生を対象にした別の調査でも同様の結果が出た。
