東ティモール、新内閣の就任式 独立の英雄、首相に

 【ジャカルタ共同】東ティモールの首都ディリで1日、2002年のインドネシアからの独立に貢献した英雄で「東ティモール再建国民会議」(CNRT)のシャナナ・グスマン党首(77)を首相とした新内閣の就任式が開かれた。グスマン氏は「新興国並みの生産力や雇用を持つ国を目指す」と意気込みを語った。

 CNRTは5月の議会総選挙で首位となったが過半数に達せず、第3党の民主党(PD)との連立で政権交代を実現した。内閣発足は6月30日付。

© 一般社団法人共同通信社