江崎グリコ、工場出荷から10日以内の“できたて”「ジャイアントコーン」実食の場 「魅力を実感してほしい」思いから4年ぶり開催

江崎グリコは6月24日と25日の両日、東京駅のイベントスペース「スクエア ゼロ」で、工場出荷から10日以内の“できたて”の「ジャイアントコーン」が実食できる体験型イベントを実施し、「ジャイアントコーン」と生活者との接点強化を図った。

19年にJR品川駅で配布イベントを行って以来4年ぶりとなる今回、家族連れなど多くの人が集まり、2日間で計7000本を配布した。

今回、「(これまで不定期に実施してきた店頭の”できたてセール”では)コーンのサクサク部分ほかアーモンドやアイス部分も“できたてが非常においしい”との声を多くいただいたことを受け、よりベストな状態で幸せが止まらない『ジャイアントコーン』の魅力を多くの人に実感してほしい」(乳業事業部マーケティング部杉山昇平氏)との思いから実施した。

イベント会場には、工場を模した巨大な「ジャイアントコーン東京駅工場」が設置され、入り口でコーンに見立てた容器を手渡された来場者は、コーンスタンドにコーンをセットし、コンベアを流れていくのを見届ける。充填過程を映したスクリーンの前を移動した後、出口で本物の「ジャイアントコーン」を手渡される。

ジャイアントコーン東京駅工場

会場には「できたて証明パネル」も設置され、写真に収める参加者が多く散見された。

同社は20年春頃から、工場出荷10日以内の商品を“できたて”の「ジャイアントコーン」として、全国のスーパーマーケットやドラッグストアなどで度々展開している。
店頭で“できたて”商品を展開する際は、販売中の商品と入れ替える作業が発生することから、卸店や流通の協力が不可欠となる。
「価格を安くした販促だけではない、新しい価値訴求の必要性を理解していただき、多大な協力のもとで実施ができている」(杉山氏)と感謝の意を表する。

6月22日から28日頃まで、店頭でも“できたてセール”を実施した。
6月24日時点の販売動向は上々で、売上ベースで前年比2ケタ以上の伸びをみせた。

製造過程を映像で紹介

今後も店頭での実施やTwitterキャンペーンなどを通してロングセラー商品のおいしさを訴求していく。

7月8日まで「ジャイアントコーン」公式Twitterアカウントをフォローしキャンペーン投稿をリツイートすると、100人に“できたて”商品をプレゼントするキャンペーンなどを実施している。

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