自動車整備の技術を競う「高校生ものづくりコンテスト中国地区大会」が1日、浅口市鴨方町六条院中の山陽高であった。岡山県代表の同高3年中野悠希さん（17）が優勝、同高2年角南綾香さん（16）が準優勝を飾った。中野さんは11月に北九州市である全国大会の切符をつかんだ。
同高と境港総合技術（鳥取）、下関国際（山口）から各校2人の計6人が出場。制限時間内に部品の異常を調べる「測定作業」や「エンジン故障探求作業」など四つの課題に取り組み、県自動車整備振興会員や高校教諭らが作業の正確性などを審査、4課題の合計点で実力を競った。
中野さんは全ての課題で得点トップとなり「全国大会までにさらに練習し、上位を狙う」と話した。
中国地区大会は、中国地区高校工業教育研究会の主催。
