男性が女性を選ぶとき、どうやらルックスではなく、無意識に”相性の良さ”で選んでいるのだそう。
しかし、男性は何を持って「相性が良い」と判断しているのでしょうか?
今回は、男性が女性に対して相性の良さを感じるポイントと、さらに運命を感じてもらえる言動について紹介します。
男性が相性の良さを感じるのはこんな瞬間!
1: 居心地が良い
会話がはずんで途切れない。主だったネタがなくても、話しているだけで盛り上がる……そういった部分に、男性は相性の良さを感じるようです。
その一方で「部屋で、僕は動画を観て彼女は本を読んでいますが、同じ時間を過ごしている安心感があります。気遣いはいりませんね」(なかむらさん・22歳)
という意見も。
会話が盛り上がるだけではなく、「沈黙しても気にならず、心地良い」と感じられれば最高の相性。逆に「話がつまらない」と思ったり「何か話さなくちゃ」と焦るなら、相性はイマイチなのかもしれません。
発言の長さや速度、沈黙の間のとり方などが同じだと相手は相性の良さを実感しやすくなります。会話のテンポは大切なので、彼の話し方を真似してみましょう。
掛け合いのようになれば相性バッチリ。
2: 感性が同じ
感性とは、ファッションセンスではなく、感受性や五感に近いもの。つまり、感動や笑いのポイントがピッタリかどうかです。
「お互い、昔の映画の同じシーンで泣いていたんです。他の人が目を向けないような小さな話題で、いつも盛り上がっています」(えんどうさん・24歳)
自分が笑っているときに、相手がつまらなそうだと明らかに気持ちは下がりますよね。
「怖い」「どうして笑わないの」「不安」などのネガティブな感情がわくと、話も合わなくなっていきます。
やはり物事に関する感性は同じ方が相性が良いといえますし、お互いの感覚のずれから生じる喧嘩も少なくなるでしょう。
同じ物を持っていると親近感がアップするので、まずは小物を合わせてみましょう。また、食べ物の好みを合わせるのもグッド。最初のうちは、自分から合わせて行くのも重要です。
3: 見た目や雰囲気が似ている
本当に相性が良いと、外見が似てくるようです。
「似た服装をしていたらなぜか顔も似てきて、最近は『兄妹みたい』と言われます」(ひなさん・19歳)
「『笑い方や口調が彼女と同じ』だと友達に言われ、初めて気づきました」(たくみさん・25歳)
好きな人や尊敬している人の考え方は、知らず知らずに真似してしまうものです。心理学用語では“シンクロニー現象”といいます。
無意識に真似るようになり、相性が良くなっていくということ。そして「似てる人にはいっそう近づきたくなる」というわけです。
「彼の着ているブランドのレディースを着るようになりました。服装が同じテイストだとデートも楽しいですよ」(しおりさん・24歳)
このように同じブランドの服で登場するのも相性を高める方法の一つ。同じショップの服なら自然に楽しくなり、デート計画も立てやすくなります。
4: 趣味が同じ
趣味が同じなら、必然的にデートも増えるように思えますが、趣味に対する考え方の違いや、その他の部分が合わなければ、うまくいかないケースもあります。
「共通の趣味で、倦怠期もなく盛り上がっています」(あおいさん・25歳)
「DIY好きの彼に合わせて、私も始めました。不器用だけど、材料を探すデートも楽しいですし、家に行き来する回数も増えました」(れいなさん・24歳)
というように、一緒に行動できるものがある・会話が盛り上がるなら、相性が良いということです。また、興味がなかったことでも「私もやってみようかな」と思えるなら相性は良いはずです。
おすすめは彼の好きな音楽を聴くこと。教えてもらったりライブに行くこともでき、いろいろ楽しめるので手っ取り早いかも。
5: タイミングが良い
タイミングも、相性のうちのひとつ。
「『今日はうどんが食べたい』と言うと、彼女も『私も食べたいって思ってた』と言うことがあります。部屋で彼女のことを考えていると、メッセージが来ることもよくあります」(かとうさん・23歳)
相性というより、運命を感じさせますね。無意識のうちに、相手の生活リズムや考え方をを把握しているからかもしれません。
「相性が悪い」と感じている人は、もしかしたら、相手のことをよく観察していないのかもしれません。
会話の中で、さりげなく彼のスケジュールと日課を把握し、忙しくない時間を狙って連絡してみましょう。彼に「彼女はいつもタイミングが良い」と思わせることができます。
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初対面の時点ではまだ相性を気にする必要はなく、まずは彼が何を大切にしているのかを見極めましょう。
共通点が多いほど相性は良いですが、全部が合っていなくても大丈夫。早々に「私たちは合わないからダメ」とあきらめないこと。
共通点が少なくても上手に工夫して、相性を合わせていきましょう。
(mimot.(ミモット)/ たえなか すず)