エアコンを故障させる『絶対NG行為』5選!今すぐやるべきお手入れや長く使うコツについて

エアコンの扱い方を間違えると故障の原因に…!?

30℃を優に超える夏は、室温を下げてくれるエアコンは欠かせません!一般的にエアコンの使用期間目安は10年とされていますが、多くのご家庭で平均使用年数は約13年と少し長めです。

ただし、10年を超えたエアコンは、徐々に稼働効率も悪くなるため、電気代が高額になりやすいというデメリットも発生します。そのため、この時期を目安に不調が見え始めたら買い換えるという方も多いでしょう。

前述のように、平均的には10〜13年ほどがエアコンの使用期間とされていますが、扱い方を間違えると故障の原因になることもあります。10年を待たずに壊れてしまう恐れがあるので、取り扱い方を今一度見直してみましょう。

エアコンを故障させる『絶対NG行為』5選

当たり前のように見逃している誤ったエアコンの使い方は、エアコンに大きな負担をかけてしまい故障の原因になります。ここでは、エアコンを故障させる絶対NG行為を紹介するので、心当たりのある方はすぐに改善しましょう。

1.こまめにフィルター掃除をしない

エアコンのフィルターをどのくらいの頻度で掃除していますか。エアコンを使用している時期には、フィルターを月に2回を目安に掃除することが推奨されています。

もしもフィルターの掃除を怠ったまま使い続けていると、フィルターに溜まったホコリによって稼働効率が妨げられ、エアコン本体に負担をかける原因になります。また、電気代も上がりやすくなるので、節電のためにもフィルターはこまめに掃除しましょう。

2.ホコリが溜まった状態のまま使う

エアコンの使用時期には月に2回を目安にフィルター掃除することを紹介しました。また、長期間使っていないなかった場合、再び稼働させる前にもしっかり掃除する必要があります。

ホコリが溜まった状態のままエアコンを稼働させてしまうと、エアコンに負担をかけるだけでなく、エアコン内部にホコリが侵入してしまい、故障の原因となる恐れがあります。

夏が始まる頃にエアコンを使い始めるご家庭は多いでしょう。その前に、必ずエアコンの掃除を忘れないようにしましょう。

3.室外機周りにたくさん物を置く

エアコンの故障原因と聞くと、エアコン本体を思い浮かべる人が多くいますが、実はエアコンの室外機に問題があるケースも非常に多く報告されています。

室外機周りに鉢や掃除道具などを置いている場合は要注意です。室外機の周りにたくさん物を置いてしまうと、エアコンの熱を排出することができなくなるため、エアコンの故障原因となります。室外機周りは、熱を排出しやすいよう、なるべく物を置かないようにしましょう。

4.室外機を汚れたまま放置する

エアコン本体だけでなく、室外機も汚れたまま放置することは避けてください。室外機を汚れたまま放置してしまうと、こちらも上手く熱を排出できなくなったり、稼働効率が悪くなったりするため、エアコンに負担がかかってしまいます。

室外機は年に1回で良いので、異物などが侵入していないか、ホコリが溜まっていないかなど状態をチェックしましょう。必要に応じて、乾拭きしたり異物を取り除いたり掃除してください。

5.設定温度と室温の差が大きすぎる(過度な温度設定)

暑い夏場や寒い冬場は、帰ってきてついエアコンの設定温度を大幅に上げ下げしたくなりますよね。しかし、設定温度と室温の差が大きすぎると、その分、エアコンは激しく稼働しなくてはいけないため、負担がかかります。

また、設定温度を上げ下げすると、こちらもエアコンが設定温度に室温を合わせようと稼働しなくてはいけないため、大きな負担になります。なるべく設定温度は一定を保ち、室温との差を大きく設定しないよう意識しましょう。

エアコンを長く使うために今すぐやるべきお手入れやコツを紹介

エアコンは買い換えると1台につき数万円かかる高額商品です。そのため、なるべく長く使い続けたいですよね。エアコンを長く使うためには、以下のお手入れを怠らないようにしましょう。

  • 2週間に1度を目安にフィルター掃除する
  • 1〜2年に1度、クリーニング業者に内部掃除を依頼する
  • 室外機の周りに物を置かない
  • 室外機を風通しの良い日陰に設置し直す
  • 使用しない期間は月1回を目安に慣らし運転する

また、エアコンの使い方で寿命が左右されることも多くあります。エアコンは以下のコツを意識して設定しましょう。

  • 設定温度と室温の差を5℃以内に設定する
  • 温度設定はなるべく一定を保つ

これらを意識することで、エアコンにかかる負担を軽くすることができます。エアコンを長く使い続けるためには、以上のお手入れ方法や使い方のコツを覚えておきましょう。

エアコンはこまめなお手入れと正しい使い方で長く使い続けよう

いかがでしたか。エアコンはこまめなお手入れや正しい使い方を意識することで、本体への負担を軽減することができます。なるべくエアコンに負担をかけない使い方を意識して、エアコンを長持ちさせましょう。

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