【茨城のグランピング施設】南国気分♪ グルメからアクティビティまで「CocoHawaii(ココハワイ)」体験レポ

「茨城・CocoHawaii」フォトギャラリー

海外旅行に行きたいけれど、なかなか距離的・金銭的にハードルが高い……それでも、家族で海外旅行のような非日常体験がしたい! そんな方におすすめの施設が、都心からアクセスのよい茨城にあります。

ネモフィラで有名な「国営ひたち海浜公園」の近くにあるグランピング施設「CocoHawaii(ココハワイ)」。その名の通り、足を踏み入れると「ここ、ハワイ!?」と声をあげてしまうような、南国感あふれる場所なんです。

この春リニューアルして、より南国ムードあふれる施設として生まれ変わった「CocoHawaii」に子連れで宿泊してきたライターが、その魅力をお届けします。

都心から車で2時間!茨城のグランピング施設「CocoHawaii」で南国リゾート気分

エントランスをくぐると、まるで小さな南国の村に迷い込んだような雰囲気にテンションがあがります。

中央のプールを囲むように緑鮮やかな芝生スペースが広がり、そこに6つのテントサイトがあります。それぞれのテントサイトは隣り合わないように微妙に互い違いに配置されていて、プライベートな距離感が保たれています。

まずは、フロントでチェックイン。

【CocoHawaii】フロント

フロントでは、チェックイン・アウトのほか、ドリンクの注文や施設内で使用できるサンダルの貸し出し、アクティビティの申し込みなどができます。必要な方は、歯ブラシなどのアメニティもフロントに揃っているので、持って行くことができます。

フロントにあるQRコードを読み取るとLINE登録ができ、そちらからスタッフとやりとりができます。滞在中の困りごとはLINEで解決できるので便利ですね。

鍵を受け取って、いざテントサイトへ。今回は、6つのテントサイトのうち5つを占める「ラグジュアリーサイト」に宿泊しました。

メインテント、サブテント、焚火テラスからなる「ラグジュアリーサイト」に宿泊!

【CocoHawaii】ラグジュアリーサイトのメインテント内

ラグジュアリーサイトは、ベッドのあるメインテント、シャワーのあるサブテント、炭火焼BBQができる焚火テラスを備えています。

6つあるメインテントはそれぞれ違ったカラーでコーディネートされているそう。筆者は、赤とブラウンを基調とした温かみのあるカラーリングのテントに宿泊しました。

メインテントはすべてプールビューになっていて、お部屋からの眺めも南国リゾート感にあふれています。

ソファスペースは居心地のよいリビングのよう。エアコン、空気清浄機付きで、どんな季節でも快適に過ごすことができます。

サブテントには洗面台とシャワー、トイレを完備。施設内にお風呂はないのですが、シャワースペースも十分な広さがあり、オーガニックのシャンプーやコンディショナー、ボディソープが付いています。

やっぱり足を伸ばしてお風呂に入りたいな~という方は、施設から徒歩5分の場所に「阿字ヶ浦温泉のぞみ」という温泉施設があるので、こちらを利用するのがおすすめ。

もしくは、1日1組限定の「プレミアムSPAサイト」に宿泊すれば「ツインSPA(アウトドアバスタブ)」が付いているので、シャワーだけでなく入浴ができます。水着着用になりますが、優雅にSPAを楽しめますよ。

プールとサウナでリラクシーなひとときを

【CocoHawaii】プール

滞在中にぜひ入りたいのがプール! ゴールデンウィーク中に営業開始したプールは温水機能付きで、まだ少しプールには早いかなという季節でも十分楽しめます。

プールの周囲にはデッキチェアが置かれていて、リゾートホテルのプールのような雰囲気。ファミリー層の利用が多い夏休み期間などは、こちらのプールで子供同士が仲良くなる姿もよく見られるそう。

プライベートは保たれつつも、プールを囲んだ最大6つのグループだけの空間はアットホームさもあります。

宿泊したときは雨上がりだったので、ややプールの水温が下がっていて冷えを感じるのが早かったのですが、そんなときは昨年秋に登場した「インディアナ ボブズ テントサウナ」へ! プールで体が冷えたかな、と思ったらすぐにサウナに駆け込めるのがうれしいですね。

最高110℃の高温になる本格サウナは、中に入るとヒノキの香りに包まれます。セルフロウリュで、アツアツの岩に水をかけるとテント内の温度が上がるので、自分たちで調節できます。

サウナをメインに、プールを水風呂代わりに利用するのもあり。プールサイドのデッキチェアで、気持ちよくととのえそうです。

サウナは水着ではなく持参のジャージやレンタルのサウナポンチョ(1,000円/税込)でも入ることができます。

また、「CocoHawaii」を一歩出れば、すぐ目の前には海が広がっています。こちらの阿字ヶ浦海岸で夏は海水浴、夏以外でも水遊びや砂遊びが楽しめるので、子連れには特にうれしいポイントです。

夕食は豪快なステーキディナー!

【Coco Hawaii】夕食

夕飯は、屋外の焚火テラスで。ホテルライクな快適さがありながら、アウトドア気分もしっかり楽しめるのがグランピングの魅力です。焚火テラスは、寒い季節には足元にヒーターが設置され、コタツのように暖かい中で食事をとることができるそう。

こちらでは、円形の焚火グリルでのステーキを中心としたディナーをいただけます。スタッフさんが炭火を用意してくれるので、グリルで食材を焼くだけでOK!

主役のカナダビーフのステーキは、3名以上の場合「リブアイ」と「サーロイン」の2種(2名以下はサーロイン1種)。食べ比べも楽しめます。

そのほか、季節野菜のバーニャカウダ、新鮮野菜とホタテの包み焼き、野菜たっぷりのミネストローネなど、野菜もたっぷりとれるメニューが並びます。

ご飯はダッチオーブンで炊く白ご飯。しっかりと米粒ひとつひとつが立ってツヤツヤに炊き上がり、周囲にちょっとおこげができる感じがうれしかったです。

ホットサンドメーカーでパンの種をはさみ、じっくりと焼き上げるのもエンタメ性があって◎! 焼きたてのふかふかでほんのり甘いパンは間違いのないおいしさで、子供にも好評でした。

【Coco Hawaii】夕食

ステーキを焼く際にはブランデーが用意されていて、フランベの演出が楽しめます。お肉が大体焼き上がった仕上げの段階でブランデーをサッとかけると、炎が一瞬ブワッと立ちのぼって盛り上がりますよ。

焼き上がったお肉は、用意されているソースをかけてもよし、塩コショウやスパイスをかけてもよし。フライドガーリックをパラパラとかけると、味わいや食感のいいアクセントになってさらに美味!

無料でオリジナルスパイスが作れるアクティビティがあるので、夕飯の前に作っておくと自分の手作りスパイスでステーキがいただけますよ。

ちなみに、ステーキソースとフライドガーリックをダッチオーブンのご飯に混ぜると、ガーリックライスになるとスタッフさんが教えてくれました。それは絶対においしそう…!

宿泊料金を現金で払うと、各種アルコールとドリンクが夕食時の120分無料になるといううれしいサービスも。ソフトドリンクやビール、カクテルなど種類豊富。フロントで注文できます。

デザートは「茨城愛ス」という、茨城県産生乳を使ったアイスクリーム。メロンと塩バニラのフレーバーは、どちらもお口直しに最適でした。

残った炭火で、焼きマシュマロにも挑戦しました。こちらも無料アクティビティのひとつ。フロントで、好きなだけマシュマロをもらえます。子供が大好きな焼きマシュマロ、焚火テラスでの夕食の際にはぜひ体験してください。

【Coco Hawaii】夜のプール

夜はプールもライトアップしてムーディーなナイトプールに変身。21:30まで入れるので、夕食後もまだまだプールで楽しめちゃいます。

プールだけでなくテントサイトもライトアップするので、施設全体がファンタジックな雰囲気に包まれます。

朝食は自分で作るハンバーガー

【Coco Hawaii】朝食

朝食は手作りハンバーガー。

パテとベーコンを焼いて、用意されているバンズに野菜とともにはさんでいけば完成です。ケチャップとマスタードも用意されているので、お好みでかけていただきます。

ほかにポテト、スープ、サラダも付いて、朝からバランスのよい食事がとれて大満足! デザートのフルーツがのったヨーグルトまで、しっかり完食しました。

周囲には観光名所も充実!アクティビティも楽しんで

「CocoHawaii」の周辺には、車で5分のところに「国営ひたち海浜公園」、車で12分のところに「アクアワールド茨城県大洗水族館」など、ファミリーが楽しめる観光名所がたくさん。

でも、施設内でのアクティビティも充実しているんです!

コーヒー豆を選び、焙煎から体験できるアクティビティや、先ほど触れたオリジナルスパイス作り、バター作りも無料で体験できます。「せっかく来てくれたゲストのみなさんに、施設の中でも楽しんでほしい」というオーナーの想いから、さまざまなアクティビティが用意されているのだそう。

【CocoHawaii】バギー体験 ※写真提供/CocoHawaii

中でもイチオシなのが、森の中を駆け抜けるバギー体験! 「CocoHawaii」から車で25分のところにあるバギー場「ドリームガーデン」に移動して体験します。

運転免許不要で、子供から大人まで楽しめるバギーは、最初にインストラクターが運転指導してくれるので初心者でも安心。運転レベルに応じて運転できるコースが変わります。

今回は天候の関係で残念ながら筆者は体験できなかったのですが、宿泊した際にはぜひ挑戦したいアクティビティ。宿泊者は1人6,000円(税込)、宿泊者以外は1人8,000円(税込)で、60分たっぷり体験できますよ。

施設内でもたっぷり楽しめて、施設周辺の観光スポットも充実している「CocoHawaii」。近場での旅行を楽しみながらちょっとした海外旅行気分も味わえて一石二鳥です。ぜひ南国の風を感じに、「CocoHawaii」を訪れてみてはいかがでしょうか。

【施設詳細】
CocoHawaii

所在地:茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町442
電話番号:0478-79-0666
料金:「茨城県民限定プラン」1名19999円/通常 平日1名28000円、土曜日1名34000円(税・サービス料込)※小学生は半額
アクセス:<電車>阿字ヶ浦駅より徒歩5分 <車>ひたちなか海浜公園ICより車で5分

※掲載されている情報は取材時点のものです。掲載後に内容が変更になる場合や、施設の休業日・営業時間・内容や実施の有無が変更になる場合もございます。
公式サイト等で最新の情報をご確認の上、お出かけください。

(ハピママ*/ Mami Azuma)

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