楽しく学び防災力向上 いつものもしもCARAVAN 能生 地域・企業・行政協力し

 防災イベント「いつものもしもCARAVAN 能生」が1、2の両日、糸魚川市の能生体育館などで開かれている。「無印良品 直江津」主催、県、糸魚川市共催。時間は午前10時30分から午後3時30分まで。

クイズを交えた紙芝居で、楽しく防災を学ぶ参加者たち(手前、能生体育館で)

 「いつものもしもCARAVAN」は、「地域とつながる・楽しく学べる」をコンセプトに子どもから大人まで楽しく防災を学び、地域住民と企業、行政が垣根を越えて地域全体での防災力向上を図るもの。糸魚川市での実施は、上越市に続いて本県2例目となる。
 今回は防災関連の各種ワークショップのほか、キッチンカーや飲食ブース、消防車両の展示や煙体験、無印良品移動販売バス(2日のみ)などの内容。
 初日は悪天候に見舞われたため、屋外で予定していた催しの多くを屋内で実施。小さな子ども連れら幅広い世代が午前中から足を運び、防災を楽しく学べる紙芝居や地元出店の物販などを楽しんでいた。

地元出店による物販もにぎわった(能生体育館)

 「無印良品 直江津」の古谷信人コミュニティマネージャーは、「この地域の方々の『いざというときの備え』の一助に、このイベントがなれば」と話している。

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