レイズ・マクラナハンがIL入り 2年連続の球宴先発は絶望的に

日本時間7月1日のマリナーズ戦でシェーン・マクラナハン(レイズ)がT-モバイル・パークの先発マウンドに立ったとき、11日後に同球場で開催されるオールスター・ゲームでマクラナハンが再びそのマウンドに立つのは確実と思われていた。ところが、マクラナハンは背中の張りを訴え、3イニングを投げただけで降板。日本時間7月2日には15日間の故障者リスト入りが発表され、確実視されていた2年連続となるオールスター・ゲームの先発投手は絶望的となってしまった。

現在26歳のマクラナハンはメジャー3年目の今季、17試合に先発して96イニングを投げ、11勝1敗、防御率2.53、101奪三振の好成績をマーク。勝利数リーグ1位、防御率リーグ2位など、各部門でリーグ上位にランクインし、アメリカン・リーグ東部地区の首位を走るレイズの快進撃を牽引してきた。オールスター・ゲームの先発投手だけでなく、サイ・ヤング賞の有力候補にも挙げられていたが、15日間の故障者リストに登録されたことにより、オールスター・ゲームは出場辞退が確実に。レイズはマクラナハンの故障者リスト入りに伴い、ジャレン・ビークスを昇格させている。

ケビン・キャッシュ監督は「オールスターのことは何も考えていないよ。オールスターに相応しい選手とみなされていたとしても、それとこれは全く別の話だ。我々は何よりも彼の健康を優先しなければならない」とコメント。2試合連続での早期降板となったエース左腕にオールスター・ゲーム出場の可能性を残すのではなく、健康を最優先することに迷いはなかったようだ。なお、マクラナハンが順調に回復した場合、後半戦の3戦目、ロイヤルズ戦で先発することになる。オールスター期間を挟むため、レイズはエース離脱のダメージを最小限にとどめることができそうだ。

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