コーヒーは1日何杯までOK?「カフェイン」過剰摂取の影響とは

7月3日:今日は「オロナミンCの日」

仕事や勉強で忙しいとき、元気を出すためにオロナミンCなどのエナジードリンクや栄養ドリンクを飲む方も多いと思います。

頭がシャキッとしたり、気分転換になったりと、良い変化を得られやすいですよね。

これらエナジードリンクの多くには、「カフェイン」が含まれています。また、コーヒーや紅茶など、私たちが日常でよく飲むドリンクにもカフェインは含まれています。

さて、この「カフェイン」。多く摂取してしまうと、体にどのような影響があるのでしょうか?

カフェインを過剰摂取すると…

農林水産省ホームページによると、カフェインを過剰摂取してしまうと中枢神経系が刺激されてしまい、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠などを引き起こす可能性があるそう。

実際に、眠気覚ましにコーヒーを飲む方は多いですよね。逆に、夜にコーヒーを飲んで眠れなくなった…という経験がある方も、少なくないはず。

他にも高血圧のリスクが高まったり、妊婦さんが摂取した場合は、胎児の発育にも影響を及ぼす可能性があると言われています。

カフェインが入ったドリンクを、暮らしの中で上手に取り入れて楽しむためにも、日々の摂取量は注意したほうがよさそうですね。

(参考:農林水産省「カフェインの過剰摂取について」

1日のカフェイン摂取量の目安は?

厚生労働省によると、食品からのカフェイン摂取については国際機関等で注意喚起がされているそう。

カナダ保健省(HC)では、健康な成人は400mg(マグカップでコーヒー約3杯)まで、妊娠中や授乳中の女性は300mg(マグカップでコーヒー約2杯)までと注意喚起されています。

ドリンクを買った際は、表示にどのくらいのカフェインが含まれているかをチェックして、1日の摂取量の目安を超えないように意識したいですね。

(参考:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」

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私もコーヒーや紅茶が好きだからこそ、カフェインの摂取量には気をつけています。

たまにカフェインレスのコーヒーに変えたり、ハーブティーを取り入れてみたりと、ドリンクのレパートリーを増やして、コーヒーや紅茶以外の選択肢が取れるようにしています。

この機会に、普段飲んでいるドリンクのカフェイン量を調べ、「摂り過ぎかも」と感じる場合は、ドリンクの種類や量を見直してみませんか。

「オロナミンCの日」とは?

「子供から大人まで、いつでもどこでも美味しく飲める炭酸栄養ドリンク」をコンセプトに、1965年の発売以来「元気ハツラツ!」というメッセージのもと、世代を超えて多くの方に愛され続けているオロナミンCドリンク。2011年5月には国内累計販売本数300億本を達成し、これからも日本中に「元気」をあふれさせたいとの思いから、大塚製薬株式会社が制定。日付は7と3でオロナミンCのナミの語呂合わせから。

出典:一般社団法人 日本記念日協会ホームページ

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