【全日本】青柳が永田との激闘を制し三冠初戴冠!北斗が次期挑戦に名乗りを上げ7.22松江での挑戦が決定

全日本プロレスは7月2日(日)、東京・後楽園ホールにて「#ajpwサマーアクションシリーズ2023」を開催した。

「#ajpwサマーアクションシリーズ2023」
日時:2023年7月2日(日)開始:11時30分
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,047人

メインイベントでは三冠ヘビー級選手権試合が行われ、第69代王者・永田裕志に青柳優馬が挑戦。

三冠王座を5ヵ月保持し円熟味を増している王者・永田に対し、「ALL TOGETHER AGAIN」でもその存在感を示し、世界タッグ、UNタッグ王座を奪取するなど勢いに乗っている青柳。

試合では青柳が永田に対して積極的に仕掛け、終盤に入るとスピンキックやロックスターバスターで王者を追い詰めた。

そして、青柳はTHE FOOLを決めて三冠初戴冠を達成し、世界タッグ、UNタッグと合わせて最年少5冠王者として栄冠に輝いた。

<試合結果>

▼第7試合 メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
<第69代王者>
永田裕志 ×
vs
<挑戦者>
青柳優馬 〇
21分18秒 THE FOOL→片エビ固め
※第69代王者・永田裕志が4度目の防衛に失敗、青柳優馬が第70代王者となる(初戴冠)

試合後、勝利を手にした青柳は引き揚げていく永田に対し「永田さん、有難うございました。次はチャレンジャー永田裕志としてお待ちしておりますので。本当に皆さん、いままで応援していただき有難うございました。この三冠のベルトを取ることができて、もう悔いはありません。本日をもって青柳優馬、引退します。まぁ、ウソなんですけど」と話すと、ここで大森北斗がリングイン。

北斗「まずは今日みんなの大好きな大好きな本田竜輝君を、俺が一撃でつぶしてしまって悪かったよ。謝るよ。7.23大阪でオマエが持ってる世界タッグに俺が挑戦するわけだけど、その前日の松江で三冠戦やることはもう発表されてる。そのベルトを懸けて俺と三冠戦やれよ!」

青柳「やってやるよ。三冠のベルトも世界タッグのベルトもすべて懸けてやる。だがな、オマエには何一つ譲るつもりはないし、与えるつもりもない。唯一、オマエに与えてやるのは、このベルトを懸けて闘える権利だけだ。いいか、松江でオマエと勝負してやるよ。かかってこい」

北斗「オマエが持ってる5冠全部かざして、オマエら新時代全員をひっくり返してやる。俺が力ずくで奪い取ってやるからな。覚悟しとけ!」

■試合後バックステージコメント

デビューから9年、青柳優馬が悲願の三冠初戴冠!

青柳「しっかりと7月シリーズ、まだまだ始まったばかりですが青柳優馬が盛り上げていきます。そして、いままで秘密裏に進めてきた青柳優馬YouTube、本日から解禁になります。青柳優馬個人チャンネルの名前は青柳FMです」

青柳「今日、永田裕志と直接対決をして、永田さんに気づかされました。永田裕志という男が55歳という年齢でこの栄えあるベルトを持ち、全日本プロレスを盛り上げ続けてきたということはお前たち全日本プロレスは何してるんだって発破をかけてくれてたんだと…」

青柳「(三冠挑戦表明をした大森北斗について)まさに俺の望む挑戦者なのかなと。実力とか結果うんぬんじゃない。新時代というからには、やはり今までと違うものを見せたい。」

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>

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