ルノー、日本向け『トゥインゴ』の生産終了を発表。1993年以来、30年間愛された小型ハッチバック

　ルノー・ジャポンは7月3日、コンパクトハッチバックの『RENAULT TWINGO（ルノー・トゥインゴ）』について、日本向けの生産を2023年内に終了すると発表。あわせて同モデルの一部仕様変更と価格の改定をアナウンスした。

　1993年に登場した初代トゥインゴから30年にわたって販売されてきたルノーのコンパクトモデルが、日本市場から去ろうとしている。

　愛らしいエクステリアとポップなインテリアデザインが人気を集めた初代トゥインゴは14年もの間、人々に愛された。その初代のコンセプトを受け継いだ2代目は、時代に求められる多彩なニーズに応える機能や装備を備えるだけでなく、GTモデルやR.S.モデルがラインアップに追加され、刺激的な走りを楽しむことができた。

　2016年に上陸した現行モデルの3代目では、初代モデルやルノー・サンクのデザインエッセンスが取り入れられた愛らしいエクステリアデザインに、“RR”リヤエンジン・リヤドライブのレイアウトを採用。RRならではの抜群の小回り性能の高さや、きびきびと走るキャラクターで人気を博している。