キム・ミンジェの後釜探すナポリ、ウルブスDFキルマンに獲得オファーも撃沈か

[写真:Getty Images]

ナポリがウォルバーハンプトンのイングランド人DFマキシミリアン・キルマン(26)にアクションを起こしたようだ。

昨季のセリエAを33年ぶりの優勝で飾り、新シーズンを王者として迎えるナポリ。その新シーズンはルディ・ガルシア新監督がルチアーノ・スパレッティ前監督からバトンを受けてのスタートになる。

だが、加入1年からセンターバックの主力となり、セリエA最優秀DFに輝いたキム・ミンジェのバイエルン行きが決定的に。カリドゥ・クリバリが退団した昨夏と同様、後釜探しの必要性に駆られる。

そんなナポリは板倉滉の獲得話もまことしやかに浮かぶが、イギリス『The Athletic』によると、キルマン獲得の動きが明るみに。移籍金3500万ユーロ(約55億1000万円)のオファーを出したという。

だが、ウォルバーハンプトンは断った模様。そのウォルバーハンプトンは2026年まで契約に1年延長オプションも残すキルマンを巡り、4000万ユーロ(約63億円)以下のオファーでは応じないようだ。

また、ウォルバーハンプトンではアイルランド代表DFネイサン・コリンズのブレントフォード移籍が濃厚視されており、その影響から良い話が舞い込まない限り、キルマンを手放す可能性が低くそうだ。

かつてフットサルのイングランド代表として活躍した移植の経歴を持つキルマンは左利きのセンターバックで、2018年夏にウォルバーハンプトン入り。昨季のプレミアリーグでは37試合に出場した。

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