1日から始まった「県愛の血液助け合い運動」(岡山県献血推進協議会主催)に合わせ、県赤十字血液センター(岡山市北区いずみ町)で3日、オープニングセレモニーがあった。血液が不足しやすい夏場の献血を促す狙いで、8月31日までの期間中、啓発を強化して協力者の増加を目指す。
セレモニーでは関係者約80人を前に、献血キャラバン隊長を務める岡山赤十字看護専門学校1年の岡瞬平さん(20)、山口芽衣さん(19)が「若者ら幅広い世代に献血の重要性を呼びかけたい」と決意表明。早速、岡山、倉敷市の高校、専門学校計9校を訪問し、協力を求めた。
同センターによると、夏休みや暑さと重なる時期は献血が減少傾向。献血ルーム「ももたろう」「うらら」(いずれも岡山市)では、スマートフォンのアプリを通じて平日午後3時以降に献血した人に菓子やレトルト食品を贈るサービスを行っている。