盛大にお祝いしたい、子どもの記念日。お祝いのひとつとして、ケーキを用意するという家庭は多いかと思いますが、離乳食が終わっていなかったり、砂糖たっぷりのケーキを食べさせるのはまだ早いかな、と考えたりする方も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめなのが、SNSでも話題の「スマッシュケーキ」。普段子どもが食べている食材を使って作れ、なおかつ作り方もとても簡単とあって、人気が高まっています。
詳しくご紹介します。
「スマッシュケーキ」ってなに?
スマッシュケーキとは、アメリカ発祥のケーキです。「スマッシュ」は、打ち壊す、破壊するなどの意味を持つ言葉。その名の通り、子どもが自由にケーキを壊しながら手づかみで食べられるケーキなんです。
離乳食がまだ終わっていない一歳の誕生日ケーキとしてチョイスするママ・パパが増えています。ちょうど、手づかみで物を食べられるようになる時期なので、ぜひお祝いのケーキの候補に加えてみてください。
簡単!スマッシュケーキの作り方
スマッシュケーキの作り方は3ステップ。育児中のママ・パパでも手軽に作れるのが魅力です。
・材料を用意する
・水切りしたヨーグルトをパンに塗る
・デコレーションする
材料
・食パン
・水切りしたヨーグルト
・好きなフルーツ
作り方
1. まずは、食パン(普段子どもが食べている物でOK)をセルクル型でくり抜きます。
今回はセルクル型を使用しましたが、コップなどでも代用可能です。形も子どもが好きな形でくり抜いてもいいですよ。
2. 水切りしたヨーグルトを塗っていきます。パレットナイフがない方は、スプーンやナイフなどでも塗れますのでご安心を♪
ヨーグルトは、キッチンペーパーを敷いたざるとボウル、コーヒードリッパーとマグカップなどを使えば簡単に水切りヨーグルトとホエーに分離させることが可能です。
泡立てた生クリームと似たようなテクスチャーになるまで水切りをしてみてください!
もし、水切りヨーグルトが固くなりすぎてしまった場合はホエーをプラスして、塗りやすい固さになるように調節しましょう。
3. ヨーグルトを塗り、食パンをのせるを繰り返し、お好みの高さになったら、側面にもヨーグルトを塗っていきましょう。
4. 好きなフルーツをトッピングして、完成です♪ 今回は側面にバナナを飾ってみました。
ヨーグルトがうまく塗れなかった部分も隠せて一石二鳥です!
デコレーション次第で雰囲気も変わる!
デコレーションを変えるだけで、雰囲気の異なるスマッシュケーキになります。
水切りしたヨーグルトは、生クリームのように扱えるので、絞り袋に入れてデコレーションしても良いですよ♪
ヨーグルトを絞れば、本物のデコレーションケーキのような仕上がりになりますね。
また、ヨーグルトにフルーツを混ぜれば、色のついたスマッシュケーキに!シンプルながらも、とてもかわいらしい仕上がりになりますよ。
物足りない場合は、HAPPY BIRTHDAYと書いてあるプレートを挿せばぐっとかわいくなりますよ。誕生日にぴったりなプレート類は、100円ショップでも購入可能です。
側面に赤ちゃん用にウエハースを貼り付けていけば「シャルロットケーキ」風のスマッシュケーキになります。スティックボーロでも代用できますので、ぜひ試してみてください。クリームを塗るのが苦手という方にもおすすめです。
プラスでリボンを巻くなど、華やかに仕上げてみてもいいですね。
スポンジ部分は、蒸しパンや子ども用のケーキミックスで作るのもアリ♪ トッピングするフルーツ類は、赤ちゃんの離乳食の進み具合によって選んでみてください。
SNSには、楕円形にくり抜いたスポンジにクリームを塗り、幼児用の米せんべいをうさぎの耳に見立ててデコレーションしたスマッシュケーキや、前面にケーキを塗らず断面を見せるネイキッドケーキタイプで作る人などもいましたよ!
子どもにスマッシュケーキを食べさせるときの注意点は?
スマッシュケーキは、子どもが崩しながら食べるケーキなので、シートの上で食べさせるなどの工夫をして食べさせてあげた方がベター。好きなように食べさせてあげるために、しっかり準備をしておきましょう!
崩しながら食べる姿がとてもかわいいので、カメラの用意もお忘れなく。
また、子どもによって離乳食の進み方はさまざまです。手作りをすることで、子どもの食べられるものだけで作ることが可能です♪
子どもの喜ぶ顔を想像しながら、世界にひとつだけののスマッシュケーキを作ってみてください。
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市販のスマッシュケーキもありますが、自宅で作れば好みの味や形で作れるだけでなく、低予算で作ることができます。
ぜひ子どもの記念日にスマッシュケーキを用意して、思い出を増やしてくださいね♪
(ハピママ*/ まつだ あや)