京都府南丹市八木町の民生委員が、外見からは分かりにくい障害などのある人が助けを得やすくする「ヘルプマーク」を周知する街頭活動を同町のJR八木駅周辺で行った。丁寧に声をかけながら、同マークについて説明する冊子を会社員や学生らに手渡した。
委員約10人が、あいさつ運動も兼ねて15日に行った。赤地に白い十字とハートがデザインされた同マークの意義などを紹介する府発行の冊子100部を用意。駅を行き来する会社員らに「民生委員です。良かったら読んでみてください」と言いながら渡した。
民生委員の男性(71)は「職場などに持っていって、そこから認識を広げてもらえたらうれしい」と話した。