熊本県で再び線状降水帯発生 土砂災害・河川の氾濫に厳重警戒を

九州の雨の様子(3日(月)午後1時20分現在)

 熊本県では、線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続いている。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっているとして、気象庁は3日(月)午後1時30分に「顕著な大雨に関する気象情報」を発表した。この情報は警戒レベル相当情報を補足する情報で、警戒レベル4相当以上の状況で発表される。なお、熊本県ではきょう(月)午前中も、線状降水帯の発生に伴い「顕著な大雨に関する気象情報」が発表された。

大雨災害が迫っている時は

 大雨の警戒レベル4の避難指示が出た場合は、速やかに安全な場所へ避難し、また避難情報が出てなくても崖や川の近くや危ない場所には近づかないなど、安全を最優先に行動する必要がある。地元市町村の避難情報に従い、少しでも安全な場所への速やかな避難が重要だ。周りの状況を確認し、避難場所への避難が危険な場合は、少しでも崖や沢から離れた建物や浸水しにくい高い場所に移動するなど、身の安全を確保をするようにしたい。

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