環境保護団体が競技妨害 陸上DLのレース中に

陸上ダイヤモンドリーグ男子400メートル障害のレース中に乱入した環境保護団体の妨害行為=ストックホルム(ダイヤモンドリーグの公式ユーチューブから)

 ストックホルムで2日行われた陸上の世界最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)の男子400メートル障害のレース中に環境保護団体のメンバーが乱入し、妨害する一幕があった。ロイター通信が伝えた。ゴール直前の走路を横切る形で3人が横断幕を掲げ、多くの選手がそれを突っ切ることを余儀なくされた。

 47秒57で優勝した世界記録保持者のカルステン・ワーホルム(ノルウェー)は一番外側のレーンを走り、直接の被害はなかったが、自身の地元ノルウェーの放送局に「抗議は許されるが、方法が違う。ここでいい結果を出そうとしているみんなに失礼だ。正直、腹が立つ」と不快感をあらわにした。(共同)

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